居眠り磐根シリーズ第五十巻。次で最終巻。あれこれ登場人物たちに変化が訪れ、成長していく。
なんといっても神保小路の佐々木道場の復興が第一の変化。仕える十一代将軍候補の暗殺から始まるシリーズ後半の長い辛い戦いが、終結。少年で将軍となった家斉も成人し、老中松平定信にも陰りが見えてきた。その将軍に拝謁し、昔道場の地中から見つかった二振りの剣。そこに秘められた佐々木家の秘命を将軍に見せた上での、道場の復活。磐根は剣客であるばかりではなく、佐々木家の秘命をも受け継ぐことになった。後継として、十四歳になった空也も拝謁し、将軍から剣も賜る。
道場移転だが、小梅村の道場も捨てがたく、簡単に城近くまで通えない弟子のために残されることになり、門弟が一人責任者となり、さらに折よく帰郷した剣客を世話役に当てることになる。
さらに磐根が気にかけていた田沼の刺客として現れた剣客から、果たし試合を申し込まれ、磐根も受ける。空也だけを立会人にして、竹屋ノ渡しで行われたが、本当の剣客の戦いはあっという間に終わる。
道場開きに現れた将軍家斉。これはこの道場がただの町道場でないことを表している。
シリーズの前半で、テーマになったのは、磐根の故郷の藩政のゴタゴタだが、この期になってもやはり避けては通れない。家老を勤める磐根の父も隠居する年を越えている。磐根が藩に健在ならスムーズに移行されたのだろうが、いまや将軍も来る道場の主では、藩政にかかわることはできない。だが結局はまた故郷に戻り、剣にて決着させるのかな。このあたりは最終巻で描かれる。故郷に戻った磐根のかつての許嫁は、紅花作りに苦労してる様子。こちらも最終巻で決着するのだろう。
磐根の妻おこんの父親が、今回の最後に大往生。笑顔で静かに旅だった。次第に代替わりが進んでいくのだろう。
なんといっても神保小路の佐々木道場の復興が第一の変化。仕える十一代将軍候補の暗殺から始まるシリーズ後半の長い辛い戦いが、終結。少年で将軍となった家斉も成人し、老中松平定信にも陰りが見えてきた。その将軍に拝謁し、昔道場の地中から見つかった二振りの剣。そこに秘められた佐々木家の秘命を将軍に見せた上での、道場の復活。磐根は剣客であるばかりではなく、佐々木家の秘命をも受け継ぐことになった。後継として、十四歳になった空也も拝謁し、将軍から剣も賜る。
道場移転だが、小梅村の道場も捨てがたく、簡単に城近くまで通えない弟子のために残されることになり、門弟が一人責任者となり、さらに折よく帰郷した剣客を世話役に当てることになる。
さらに磐根が気にかけていた田沼の刺客として現れた剣客から、果たし試合を申し込まれ、磐根も受ける。空也だけを立会人にして、竹屋ノ渡しで行われたが、本当の剣客の戦いはあっという間に終わる。
道場開きに現れた将軍家斉。これはこの道場がただの町道場でないことを表している。
シリーズの前半で、テーマになったのは、磐根の故郷の藩政のゴタゴタだが、この期になってもやはり避けては通れない。家老を勤める磐根の父も隠居する年を越えている。磐根が藩に健在ならスムーズに移行されたのだろうが、いまや将軍も来る道場の主では、藩政にかかわることはできない。だが結局はまた故郷に戻り、剣にて決着させるのかな。このあたりは最終巻で描かれる。故郷に戻った磐根のかつての許嫁は、紅花作りに苦労してる様子。こちらも最終巻で決着するのだろう。
磐根の妻おこんの父親が、今回の最後に大往生。笑顔で静かに旅だった。次第に代替わりが進んでいくのだろう。