東京バンドワゴンシリーズ十冊目。東京下町で明治時代から続く古本屋を舞台にした物語。店主は八十四歳の三代目勘一。その妻で七年前に死んだサチが、幽霊となり、家族を見守り、物語のナレーターを勤めている。現在四世代の家族が一緒に生活している。そんな家族を慕ってくる幼馴染みや近所の人、本や家族の誰かを縁にして親しくなった人々が、ひとつの家族のようになっている。そんな大家族のもとで起こる変わったこと、不思議なこと、事件などを描きながら、それにより人情や人のあるべき様を教えてくれ、心を暖かくしてくれる。
勘一のひ孫の三歳のかんなと鈴花のかわいさ、一見好き勝手に生きてるような勘一の一人息子で、伝説のロッカー我南人の、優しい気の配りにホロリとしてしまう。
夏から春へと移り変わる四季の出来事が描かれる。夏ではフリースクールの生徒がした万引きをめぐる話が。
秋では近くの区立図書館で起きる不思議な出来事が発端となり、店に昔馴染みの珍客が到来。さらに近所の青年裕太に司書の彼女ができ、ともに大家族の仲間入りを果たす。さらに老衰死した飼い猫二匹の代わりの子猫が家族の一員となる。
冬。クリスマスから年末、正月の大家族の様子が描かれ、仕事始め早々に一大事が起こる。戦後の混乱期に華族にかかわる事件があり、それに関連する秘密文書が店の倉には秘匿されている。それを聞き付けた宮内庁職員の訪問と、それにより引き起こされた大問題。結局、我南人の一言が解決する。
春となり、高校入学試験で彼女と同じ私立に落ちた研人をめぐって、周囲は腫れ物をさわるごとく。
冬の事件がきっかけで我南人の事務所をやめた青年が建設会社のバイトになったものの、その会社がつぶれる。それをめぐっての周囲の様子と、青年の決意。試験に落ちて彼女との関係がぎくしゃくする研人に、女心を教える我南人。そして研人が歌うビートルズのナンバー、タイトルの曲。長い冬が終わり、太陽が顔を出し、陽の光が差してきて、愛する人にもう大丈夫だと、これからの未来を謳う歌。
近所の小料理居酒屋はるの元おかみと、飼い猫二匹の死。ハンサムなIT企業社長藤島の元秘書で、三人で会社を立ち上げた三鷹と結婚した杏里が懐妊。小料理屋はるの今の女将の子は一歳になる。勘一のひ孫世代がまた増える。
次が出たらますます大家族が増えるのだろうな。どんな話が聞けるのか、もう楽しみだ。
勘一のひ孫の三歳のかんなと鈴花のかわいさ、一見好き勝手に生きてるような勘一の一人息子で、伝説のロッカー我南人の、優しい気の配りにホロリとしてしまう。
夏から春へと移り変わる四季の出来事が描かれる。夏ではフリースクールの生徒がした万引きをめぐる話が。
秋では近くの区立図書館で起きる不思議な出来事が発端となり、店に昔馴染みの珍客が到来。さらに近所の青年裕太に司書の彼女ができ、ともに大家族の仲間入りを果たす。さらに老衰死した飼い猫二匹の代わりの子猫が家族の一員となる。
冬。クリスマスから年末、正月の大家族の様子が描かれ、仕事始め早々に一大事が起こる。戦後の混乱期に華族にかかわる事件があり、それに関連する秘密文書が店の倉には秘匿されている。それを聞き付けた宮内庁職員の訪問と、それにより引き起こされた大問題。結局、我南人の一言が解決する。
春となり、高校入学試験で彼女と同じ私立に落ちた研人をめぐって、周囲は腫れ物をさわるごとく。
冬の事件がきっかけで我南人の事務所をやめた青年が建設会社のバイトになったものの、その会社がつぶれる。それをめぐっての周囲の様子と、青年の決意。試験に落ちて彼女との関係がぎくしゃくする研人に、女心を教える我南人。そして研人が歌うビートルズのナンバー、タイトルの曲。長い冬が終わり、太陽が顔を出し、陽の光が差してきて、愛する人にもう大丈夫だと、これからの未来を謳う歌。
近所の小料理居酒屋はるの元おかみと、飼い猫二匹の死。ハンサムなIT企業社長藤島の元秘書で、三人で会社を立ち上げた三鷹と結婚した杏里が懐妊。小料理屋はるの今の女将の子は一歳になる。勘一のひ孫世代がまた増える。
次が出たらますます大家族が増えるのだろうな。どんな話が聞けるのか、もう楽しみだ。