チャーリーボーンの冒険シリーズ最終の第五巻。

ある日、町中から動物たちが姿を消してしまう。彼らを恐れさせるものが現れ、安全な場所へ集団で避難した。チャーリーの仲間や学園の生徒たちもペットが消えてしまい、落ち込んでしまう。

ペイトンおじさんが百貨店から取り寄せているごちそうが届き、メイジーおばあさんがつまみ食いして、体が凍りついてしまう。おじさんを狙って送られたらしい。

チャーリーのお母さんは行方不明の父のことを忘れ、新たな恋人ができたらしい。

赤の王の子孫で、めぐまれし者たちが学園で自習する部屋には、赤の王の肖像画があるが、その後ろに影のような人物がいた。その人物がどうやら絵から現実の世界に飛び出してきたらしい。赤の王に恨みのある邪悪な魔法使い。かつて赤の王の子供たちの半数を悪の道に誘ったのもそいつらしい。百貨店の新オーナーになりすまして、なんとチャーリーのお母さんを誘惑しているようす。

導かれて消えた動物たちの避難場所に赴いたチャーリーは、一人の男に出会う。学園の校長の父親でありながら、父であるイジキエルにも息子マンフレッドとも相容れず、世界中を旅していた探検家バーソロミュー。後妻にできた娘ナランはめぐまれし者。

チャーリーが仲間の動物だけを連れ帰り、避難場所を明かさないために、学園で窮地に陥る。バーソロミューが世界を旅して、赤の王についての話を記録した日記。そこには影の魔法使いを倒すための秘密が、赤の王をよみがえららせる呪文が書かれていた。影の魔法使いから日記を守るために、チャーリーは中世の魔法使いのもとに絵から入り込み、預ける。その際に呪文の翻訳を書いてもらう。

それを知ったペイトンおじさんは、起死回生の作戦を思い付く。めぐまれし者が十人、今は樹木となった赤の王の回りを回ることで、王は力を与えてくれる。

オニマスさんのペットカフェの秘密の入り口から地下道を通り、めぐまれし者たちが密かに学園内の城跡へ向かい、王の木を見つけ、手を繋いで回りを回る。一人足りなかったがケモノに変身していたエイサが加わり成功。王の木の木の葉が町中に飛び去り、邪悪な魔法使いを連れ去り、凍りついたおばあさんや記憶をなくした母をもとに戻す。行方不明の父が記憶をなくし、学園内で教師をしていたことが判明し、もとに戻すこともできる。

ラストが少し都合がよさ過ぎる展開の気もしたが、まあともかく、チャーリーは家族を取り戻した。