二十世紀始めに出たケネス・グレアムの名作『たのしい川べ』、その挿し絵に触発されて、著者の頭のなかで紡ぎ出された新たな物語がこれ。舞台設定や登場人物の性格は原作のままで、新たな話が事件が展開されている。
川べに住んでいるモグラ、ミズネズミ、アナグマとヒキガエルの四ひきの動物たちの独身男性の友情を思わせる楽しい暮らしを描いてる。四ひきの性格が、忠実、機転、がんこだけど賢明、しゃくにさわるほどの愛敬と、くっきりと描き出されていて、彼らの言うことなすことがほのぼのと楽しい。
今作はまずこがらしのふきすさぶ冬の夜から始まる。長年気楽な独身生活をしてきたモグラの家に、両親を亡くした甥が転がり込んできている。はじめは心優しくもてなしていたモグラも最近は甥をもて余している。プライバシーのない暮らしにいらだちをおぼえている。そんなある夜、訪れたのは、カワウソと同居している息子のポートリー。吹雪に巻き込まれ、疲れはてている。事情を聞いても、片言にネズミとか父がとか言うだけで、眠り込んでしまう。友達に何かが起こったのかと心配になったモグラは、吹雪の中へ外出。ネズミ君の家は川の向こう側。橋を渡るには遠回りしなければならないと岸に降りてみると、凍っている。もしかしたら渡れるかもしれないと、足を伸ばし始めたが、氷が割れて、モグラ君を乗せて川下へ流れていく。
三日後酒を飲んで寝込んでいたネズミとカワウソはポートリーのいないのに気づき、モグラ君の家に向かう。そしてモグラ君の行方不明に気づく。近所の動物たちを総動員して捜索をしたが、見つからない。
何日もたち、モグラ君の追悼会をしてる最中に、モグラ君は生還。川を流されて、見知らぬ手により川中の島に移されたモグラ君。折よく流されてきたネズミ君の小舟を島で見つけ、体力が回復してから、川を遡って帰った。無事の生還は友達や仲間を喜ばせる。
この事件と平行してヒキガエルの事件が語られる。今度は飛行機に夢中になったヒキガエルは、ネズミ君を乗せて飛び立ち、ネズミ君を振り落としたあと、遠くの町の近くまで飛行して、最後には司教閣下の温室に墜落。以前の事件で投獄されたヒキガエルは脱獄している身。慌てて逃げ出したが、道に迷い、逮捕されてしまう。のちにニュースで知ったアナグマが彼の釈放に尽力し、帰宅することができた。心を入れ換えて真面目になろうと決めるヒキガエルだが。
川べに住んでいるモグラ、ミズネズミ、アナグマとヒキガエルの四ひきの動物たちの独身男性の友情を思わせる楽しい暮らしを描いてる。四ひきの性格が、忠実、機転、がんこだけど賢明、しゃくにさわるほどの愛敬と、くっきりと描き出されていて、彼らの言うことなすことがほのぼのと楽しい。
今作はまずこがらしのふきすさぶ冬の夜から始まる。長年気楽な独身生活をしてきたモグラの家に、両親を亡くした甥が転がり込んできている。はじめは心優しくもてなしていたモグラも最近は甥をもて余している。プライバシーのない暮らしにいらだちをおぼえている。そんなある夜、訪れたのは、カワウソと同居している息子のポートリー。吹雪に巻き込まれ、疲れはてている。事情を聞いても、片言にネズミとか父がとか言うだけで、眠り込んでしまう。友達に何かが起こったのかと心配になったモグラは、吹雪の中へ外出。ネズミ君の家は川の向こう側。橋を渡るには遠回りしなければならないと岸に降りてみると、凍っている。もしかしたら渡れるかもしれないと、足を伸ばし始めたが、氷が割れて、モグラ君を乗せて川下へ流れていく。
三日後酒を飲んで寝込んでいたネズミとカワウソはポートリーのいないのに気づき、モグラ君の家に向かう。そしてモグラ君の行方不明に気づく。近所の動物たちを総動員して捜索をしたが、見つからない。
何日もたち、モグラ君の追悼会をしてる最中に、モグラ君は生還。川を流されて、見知らぬ手により川中の島に移されたモグラ君。折よく流されてきたネズミ君の小舟を島で見つけ、体力が回復してから、川を遡って帰った。無事の生還は友達や仲間を喜ばせる。
この事件と平行してヒキガエルの事件が語られる。今度は飛行機に夢中になったヒキガエルは、ネズミ君を乗せて飛び立ち、ネズミ君を振り落としたあと、遠くの町の近くまで飛行して、最後には司教閣下の温室に墜落。以前の事件で投獄されたヒキガエルは脱獄している身。慌てて逃げ出したが、道に迷い、逮捕されてしまう。のちにニュースで知ったアナグマが彼の釈放に尽力し、帰宅することができた。心を入れ換えて真面目になろうと決めるヒキガエルだが。