エリオン国物語三部作の第二巻。週始めに読みかけたまま中断していたが、休みになった今日、ようやく読了。
四つの町とそれらを結ぶ道路までが高い壁に包まれていたブライドウェルの危機を救った少女アレクサ。

あれから一年たったアレクサのもとに、図書室の秘密のドアから、懐かしい小人ヤイブスが登場。巨大な壁をつくった町の創始者ウォーヴァルドからアレクサへの手紙を、ヤイブスは預かっていた。読んでみると、また新たな旅をするように命じている。

ヤイブスと地下通路を通って、西の荒野にたどり着いたアレクサは、クリストファーと名乗るウォーヴァルドからアレクサを託された元囚人と出会う。さらに前に知り合った旅の仲間である動物とも再会する。リスのマーフィー、タカのスクワイア。狼のダライアスは引退して、妻のオデッサ。これが今回の冒険の旅の仲間。

そしてアレクサはエリオン国の歴史と現状について、クリストファーから話を聞く。今回の目的は西のはてカスタリアの解放と、地下牢にとらえられているウォーヴァルドの妻レニーの救出。そして最後の魔法の石を手にしたアレクサ。それは彼女あてに残っていた石だった。ふたたび動物とコミュニケーションがとれるようになったアレクサ。

この世界の創造者エリオンに逆らい、閉じ込められたアバドン。その邪悪な意思で操られている悪党グリンドール。その配下と化した巨人たち。彼らと向き合い戦わなければならない。

ただ一人正気を保つ巨人アーモンがアレクサたちの協力者として登場。

カスタリアのごみ捨て場であるシティ・オブ・ドッグで、将来に不安を持つ野犬の二匹のリーダーを味方につけ、巨人に取り締まられていたカスタリアの住人や護衛兵の助けを得て、グリンドールのいるダークタワーに乗り込むアレクサたち。

その前に、アレクサを助けるためにクリストファーは死亡。グリンドールを追い詰めたとき、ヤイブスを捕まえられて、敵に逃げられてしまう。ブライドウェルで待つと言い残して。

崩れ落ちる塔の地下牢から救い出されたのは、なんとレニーだけでなく、死んだはずのウォーヴァルドも。解放されたカスタリアを後にして旅立つアレクサたち。ウォーヴァルド夫妻の他に、カスタリア解放の指導者バルモラルも同行する。そして崖の下に待っていたのは、ウォーヴァルドの弟ローランドとその船。航海で、エリオンがいるテンスシティに向かうのだという。