イギリスのジャーナリストでノンフィクション作品を多く書いてきた著者がはじめて書いた子供向けの本だという。魔法と冒険の物語で、ハリー・ポッターに似た設定がいくつか見られる。
イギリスの海辺の街で祖母と二人暮らししていた少年アーチー。十二歳の誕生日に、思いもかけないプレゼントが届く。ロンドンにある法律事務所から届いた木箱には、一冊の革表紙の古びた本が。しかも最古の法律事務所に依頼されたのは、なんと四百年前。アーチーの存在がどうしてわかったのか?
あとで届いた特別な指示書によれば、その本をロンドンの古本屋に届けよと。アーチーには秘密にされていた事情を祖母は知っていた様子。ロンドンに住む叔母さんと二人のいとこのことを教え、訪ねていき、しばらく逗留するようにと祖母は言い、アーチーを送り出す。
ロンドンの古本屋では店主が留守で、地下にいる本の修理をする老人と知り合う。アーチーの手のひらに現れた印が、老人の助手になることを教えているという。
そのあと訪ねたおばさんの家で、アーチーは自分の出生の秘密や背景について教えられる。かつては魔法がこの世でも活躍した時代があった。魔術師などが魔法の本を書いて、誰もが魔法が使えた。アレクサンドロス大王は彼の帝国を作ったときに、そうした魔法の本を集めて図書館に納めた。図書館への道しるべとして作られた灯台にはファロスの火がともされた。後世に現れた邪悪な魔法使いが、図書館を燃やしてしまい、わずかに残されたものがロンドンに運ばれ保存された。オクスフォード大学と同じ頃にできた最古の図書館、その地下に、魔法図書館が作られ、アレクサンドロス大王の命で図書館を守っていた人々の子孫が代々魔法図書館を守ってきた。失われた魔法の本を探し求め、図書館に納め、分類や研究をして来た。十七世紀に魔法の乱用を取り締まるために魔法連盟ができ、方律もできたが、それに従わないものもいた。強力な邪悪な魔法の書、恐怖の書を求めて暗躍する食らう者。
アーチーがロンドンについた頃より活発になる彼らの魔の手。図書館や職員を襲う魔の手。本の声を聞ける能力をもつ者、ささやき人であることを知ったアーチーは密かに行動することで、かえって魔の手の策略に陥る。彼が受け取った本こそ、彼らが欲しがっていた最強の恐怖の書であり、その力を解放できるのはささやき人だけだった。最大のピンチに陥りながらも、辛くも敵を封じ込めるアーチーの活躍。
イギリスの海辺の街で祖母と二人暮らししていた少年アーチー。十二歳の誕生日に、思いもかけないプレゼントが届く。ロンドンにある法律事務所から届いた木箱には、一冊の革表紙の古びた本が。しかも最古の法律事務所に依頼されたのは、なんと四百年前。アーチーの存在がどうしてわかったのか?
あとで届いた特別な指示書によれば、その本をロンドンの古本屋に届けよと。アーチーには秘密にされていた事情を祖母は知っていた様子。ロンドンに住む叔母さんと二人のいとこのことを教え、訪ねていき、しばらく逗留するようにと祖母は言い、アーチーを送り出す。
ロンドンの古本屋では店主が留守で、地下にいる本の修理をする老人と知り合う。アーチーの手のひらに現れた印が、老人の助手になることを教えているという。
そのあと訪ねたおばさんの家で、アーチーは自分の出生の秘密や背景について教えられる。かつては魔法がこの世でも活躍した時代があった。魔術師などが魔法の本を書いて、誰もが魔法が使えた。アレクサンドロス大王は彼の帝国を作ったときに、そうした魔法の本を集めて図書館に納めた。図書館への道しるべとして作られた灯台にはファロスの火がともされた。後世に現れた邪悪な魔法使いが、図書館を燃やしてしまい、わずかに残されたものがロンドンに運ばれ保存された。オクスフォード大学と同じ頃にできた最古の図書館、その地下に、魔法図書館が作られ、アレクサンドロス大王の命で図書館を守っていた人々の子孫が代々魔法図書館を守ってきた。失われた魔法の本を探し求め、図書館に納め、分類や研究をして来た。十七世紀に魔法の乱用を取り締まるために魔法連盟ができ、方律もできたが、それに従わないものもいた。強力な邪悪な魔法の書、恐怖の書を求めて暗躍する食らう者。
アーチーがロンドンについた頃より活発になる彼らの魔の手。図書館や職員を襲う魔の手。本の声を聞ける能力をもつ者、ささやき人であることを知ったアーチーは密かに行動することで、かえって魔の手の策略に陥る。彼が受け取った本こそ、彼らが欲しがっていた最強の恐怖の書であり、その力を解放できるのはささやき人だけだった。最大のピンチに陥りながらも、辛くも敵を封じ込めるアーチーの活躍。