これでソニンの物語は完結。落ちこぼれの巫女が、王子の侍女となり、三つの国を知り、それらの国の未来を託す王子や王女と交わり、彼らに新たな生き方を選ばせる契機となった。感情を表さない天山の暮らしで無欲に生きてきたソニンだが、里に降りてからの生活で、感情や意欲を取り戻し、人として生きる道を見いだしていく。
カンナムを襲った大嵐、それによる甚大な被害に対して、かつて自国に侵略した敵であるコザンの援助。裏にありそうな陰謀を心配するクワン王子の意見は押しやられる。援助と訪問したイェラ王女の人気により、やがてカンナム国民はコザンびいきになり、逆にサイ国の人気は落ち、敵対的な気分が盛り上がる。
そして前回の侵略の失敗を取り替えそうと、肥沃な農地を狙って、コザンはサイに戦争をしかける。しかもかつての敵対国カンナムと同盟を結び、サイに戦いを挑む。サイとの交戦に反対のクワン王子はついに、サイのイウォル王子の薦めで、サイに亡命。
一気に弱小なサイを負かすと思われたコザンだが、前の反省から慎重な戦をするために、国境付近からあまり動かない。サイの王は北部に住む住民を南部に避難させ、人命を第一に考えた。
やがてコザン国では辺境各地で反乱が頻発して、サイへの総攻撃さえできない状態となる。自国の民の命を失うことを恐れるイェラ王女は自軍の手薄なところを愛犬を使ってサイに知らせ、サイに勝利をもたらす。そんな王女を許せない王は流刑を言い渡すが、同盟したカンナムの寝返りを聞いて、ついに撤兵に同意し、三国は休戦する。
そして迎えた平和を喜ぶ国民たち。近づく春祭りには、イウォル王子の指揮で一代イベントが計画される。さらに病が癒えたサイ国王を見舞うカンナムの王子とコザンのイェラ王女を招待。
そんな中で、祭りのあとにソニンは王子のもとを離れ、勉学に出たいと願う。天山で学んだことは古いし中途半端。もっと最新の技術、知識を得たい。いまだ国内をよく知らないから視察に行きたいと。心を通じ合わせられるイウォル王子は願いを認め、快く送り出すことにする。そうして得た知識を土産話で聞かせてくれと。夢見の中で飛び回る巫女と同じように、ソニンは現実の中で飛び回る巫女なのかもしれない。それが天山を降りた意味だったのかもしれない。
カンナムを襲った大嵐、それによる甚大な被害に対して、かつて自国に侵略した敵であるコザンの援助。裏にありそうな陰謀を心配するクワン王子の意見は押しやられる。援助と訪問したイェラ王女の人気により、やがてカンナム国民はコザンびいきになり、逆にサイ国の人気は落ち、敵対的な気分が盛り上がる。
そして前回の侵略の失敗を取り替えそうと、肥沃な農地を狙って、コザンはサイに戦争をしかける。しかもかつての敵対国カンナムと同盟を結び、サイに戦いを挑む。サイとの交戦に反対のクワン王子はついに、サイのイウォル王子の薦めで、サイに亡命。
一気に弱小なサイを負かすと思われたコザンだが、前の反省から慎重な戦をするために、国境付近からあまり動かない。サイの王は北部に住む住民を南部に避難させ、人命を第一に考えた。
やがてコザン国では辺境各地で反乱が頻発して、サイへの総攻撃さえできない状態となる。自国の民の命を失うことを恐れるイェラ王女は自軍の手薄なところを愛犬を使ってサイに知らせ、サイに勝利をもたらす。そんな王女を許せない王は流刑を言い渡すが、同盟したカンナムの寝返りを聞いて、ついに撤兵に同意し、三国は休戦する。
そして迎えた平和を喜ぶ国民たち。近づく春祭りには、イウォル王子の指揮で一代イベントが計画される。さらに病が癒えたサイ国王を見舞うカンナムの王子とコザンのイェラ王女を招待。
そんな中で、祭りのあとにソニンは王子のもとを離れ、勉学に出たいと願う。天山で学んだことは古いし中途半端。もっと最新の技術、知識を得たい。いまだ国内をよく知らないから視察に行きたいと。心を通じ合わせられるイウォル王子は願いを認め、快く送り出すことにする。そうして得た知識を土産話で聞かせてくれと。夢見の中で飛び回る巫女と同じように、ソニンは現実の中で飛び回る巫女なのかもしれない。それが天山を降りた意味だったのかもしれない。