ようやく最後まで読めた。休みでないと無理だったろう。上下二冊で千頁は長い。それでもそれを忘れさせるほど面白い。昨夜読み始めたが、途中で中断して寝るのが億劫になるほど。
この宇宙には太古に三分割された三つの世界がある。現代の地球、古代エジプト文化を祖とする近未来世界アンクス、戦乱の中世ヨーロッパ的なトリムンドス。別々の波動により動いている三つの世界は時に接近する時がある。その三つの世界が接近した時期に生まれた子供は、その肩に赤い紋章が刻まれていて、特別な能力を持つ選ばれた戦士であった。
フランコ将軍がなくなった年にスペインで生まれた少年はフランシスコ修道院の前に捨てられていて、フランシスコと名付けられ、修道士として育てられる。
トリムンドスではアンノン村の樽職人夫婦に拾われた少年トレヴィルは、黒騎士の一団に村を襲われて逃げ出し、三位教団の長アルウィンに救われる。しかも教団の後継者だと言われる。
古代エジプトのごとくファラオが統治するアンクスでは、その時期に正妃と側室が共に王子を出産するが、正妃に狙われ、側室は捕まり、王子トプラは側室の護衛だった奴隷のホプナイの手で逃げ出し、国王に反逆的な船長ヨバスクの手に委ねられる。
三つの世界の波動が接近するときには、三人の少年には青いオーラが現れ、特殊な能力が現れてくる。
三つの世界にはこの波動の秘密を知り、それを我が物にして、三つの世界をすべて手にいるようと暗躍するものがいる。地球ではフランシスコの兄となのるヴィセンテ、トリムンドスでは戦王モロク、アンクスではファラオ。
大波動の秘密をめぐっての三人の少年たちとそれぞれの世界で野望を募らせる者たち。
波動が近づく時期は何度かあるが、その最後の大波動に向けて彼らの対決のクライマックスに向けて話は進む。
謎の探索に向けてフランシスコが兄につれられて世界各地の古代遺跡を訪ねる旅。そこで語られる三にまつわるなぞや不思議は読んでいて興味深い。
ファシストのフランコ将軍の死から始まる物語は、多様な世界を維持することに意味を見いだし、むやみに均質化画一化することの問題を提起しているようだ。それを可能にするものとして、太古の智を考えている。
久しぶりのイーザウだがやはりいいな。また読んでみたくなってきた。同じ年に出された『銀の感覚』も読んでみようか。
この宇宙には太古に三分割された三つの世界がある。現代の地球、古代エジプト文化を祖とする近未来世界アンクス、戦乱の中世ヨーロッパ的なトリムンドス。別々の波動により動いている三つの世界は時に接近する時がある。その三つの世界が接近した時期に生まれた子供は、その肩に赤い紋章が刻まれていて、特別な能力を持つ選ばれた戦士であった。
フランコ将軍がなくなった年にスペインで生まれた少年はフランシスコ修道院の前に捨てられていて、フランシスコと名付けられ、修道士として育てられる。
トリムンドスではアンノン村の樽職人夫婦に拾われた少年トレヴィルは、黒騎士の一団に村を襲われて逃げ出し、三位教団の長アルウィンに救われる。しかも教団の後継者だと言われる。
古代エジプトのごとくファラオが統治するアンクスでは、その時期に正妃と側室が共に王子を出産するが、正妃に狙われ、側室は捕まり、王子トプラは側室の護衛だった奴隷のホプナイの手で逃げ出し、国王に反逆的な船長ヨバスクの手に委ねられる。
三つの世界の波動が接近するときには、三人の少年には青いオーラが現れ、特殊な能力が現れてくる。
三つの世界にはこの波動の秘密を知り、それを我が物にして、三つの世界をすべて手にいるようと暗躍するものがいる。地球ではフランシスコの兄となのるヴィセンテ、トリムンドスでは戦王モロク、アンクスではファラオ。
大波動の秘密をめぐっての三人の少年たちとそれぞれの世界で野望を募らせる者たち。
波動が近づく時期は何度かあるが、その最後の大波動に向けて彼らの対決のクライマックスに向けて話は進む。
謎の探索に向けてフランシスコが兄につれられて世界各地の古代遺跡を訪ねる旅。そこで語られる三にまつわるなぞや不思議は読んでいて興味深い。
ファシストのフランコ将軍の死から始まる物語は、多様な世界を維持することに意味を見いだし、むやみに均質化画一化することの問題を提起しているようだ。それを可能にするものとして、太古の智を考えている。
久しぶりのイーザウだがやはりいいな。また読んでみたくなってきた。同じ年に出された『銀の感覚』も読んでみようか。