時代は十二世紀末。イギリスでは十字軍遠征で有名な獅子心王リチャードの時代、サラセン軍のサラディンや、ロビンフッドの時代。舞台はイギリスの東にあるソロン諸島。
その領主のもとに現れた東方の放浪騎士ファルクと従士の少年ニコラ。二人に会った領主の娘アミーナは父のもとに案内する。彼らは領主がサラセンの魔術を使う殺し屋暗殺騎士に命を狙われていると知らせる。
折しも島に呪われたデーン人が襲ってくると知り、領主が呼び寄せた怪しげな傭兵の一団も到着していた。彼らに引見した領主がその夜暗殺される。
暗殺騎士の仕業だと気づいたファルクは、暗殺騎士をあぶり出し、倒すために、領主殺害犯の捜索を始める。容疑者は限られている。領主が殺害された部屋にいることを知っていたのは傭兵を含めて八人だけ。暗殺騎士の魔術により、殺人を犯した走狗がこの中にいると探偵するファルク。
その最中に、恐れていた呪われたデーン人が島を襲い、多数の住民や騎士が殺される。死人である彼らは傷つけても倒せず、首を切り落とすしかない。奮戦するファルクや傭兵たち。領主の後継であるアダムが出てくる前に、なんとか撃退した。二十年前から領主の屋敷内の塔に幽閉されていた呪われたデーン人。
呪われたデーン人撃退の祝賀式で、ファルクは容疑者を一人づつ挙げて、推理を開陳し、容疑をはらしていく。そして最後に残った女傭兵を犯人と決めつけたとき、なぜか従士のニコラが反対意見を述べ、意外な真犯人を指摘する。
魔術と剣の世界での謎解き。そして意外な犯人。
時代や舞台には興味を覚えても、ミステリーには最近あまり興味を覚えず、気にはなりながらも敬遠していたこの作品。読み始めたらやはり引き込まれる。自分で推理するのは苦手でも、主人公の推理をたどるのは面白い。三百頁あまりの大作だが、どうにか最後まで読めた。
市立の本三冊はまたも読めないかと思っていたが、一冊はどうにか読めた。梨木さんの本『冬虫夏草』も少し読んでみたが、つまらないというわけではないが、落ち着いて読めない。流れる時間が遅い、悠長な気がして、やはり最後まで読む気にはなれなかった。
まあ今はもういいかな。ひとまずこれで返そう。
その領主のもとに現れた東方の放浪騎士ファルクと従士の少年ニコラ。二人に会った領主の娘アミーナは父のもとに案内する。彼らは領主がサラセンの魔術を使う殺し屋暗殺騎士に命を狙われていると知らせる。
折しも島に呪われたデーン人が襲ってくると知り、領主が呼び寄せた怪しげな傭兵の一団も到着していた。彼らに引見した領主がその夜暗殺される。
暗殺騎士の仕業だと気づいたファルクは、暗殺騎士をあぶり出し、倒すために、領主殺害犯の捜索を始める。容疑者は限られている。領主が殺害された部屋にいることを知っていたのは傭兵を含めて八人だけ。暗殺騎士の魔術により、殺人を犯した走狗がこの中にいると探偵するファルク。
その最中に、恐れていた呪われたデーン人が島を襲い、多数の住民や騎士が殺される。死人である彼らは傷つけても倒せず、首を切り落とすしかない。奮戦するファルクや傭兵たち。領主の後継であるアダムが出てくる前に、なんとか撃退した。二十年前から領主の屋敷内の塔に幽閉されていた呪われたデーン人。
呪われたデーン人撃退の祝賀式で、ファルクは容疑者を一人づつ挙げて、推理を開陳し、容疑をはらしていく。そして最後に残った女傭兵を犯人と決めつけたとき、なぜか従士のニコラが反対意見を述べ、意外な真犯人を指摘する。
魔術と剣の世界での謎解き。そして意外な犯人。
時代や舞台には興味を覚えても、ミステリーには最近あまり興味を覚えず、気にはなりながらも敬遠していたこの作品。読み始めたらやはり引き込まれる。自分で推理するのは苦手でも、主人公の推理をたどるのは面白い。三百頁あまりの大作だが、どうにか最後まで読めた。
市立の本三冊はまたも読めないかと思っていたが、一冊はどうにか読めた。梨木さんの本『冬虫夏草』も少し読んでみたが、つまらないというわけではないが、落ち着いて読めない。流れる時間が遅い、悠長な気がして、やはり最後まで読む気にはなれなかった。
まあ今はもういいかな。ひとまずこれで返そう。