昨夜読みはじめて一気に読んでしまった。あぽやんシリーズ三作目。第二作を読んでから時間がたってるので、登場人物たちの記憶もあやふやで、最初は頁が進まなかったが、そのうち、これはこれで読めると気づいた。
航空機会社のサービス部門で、空港内の事務所で働く人たちのお仕事小説。
しかし今作では航空業界も不況で、親会社がついに民事再生法の世話になる状況。空港内事務所も閉鎖の予定で、子会社に委託することになる。社員も半分はリストラされ、残ったものと、子会社の社員とでこの先仕事していくことになるが、人員は少なくなる。
新たに責任者になった部長は最初はものわかりがいい有能なリーダーだと思われたのだが、裏では過剰なサービスを簡略化し、合理性を追求しようと画策していた。
シフトの責任者である遠藤は、あぽやんとしてサービスを減らすことに反対だったため、部長との板挟みになり、鬱状態になり、仕事に出られなくなる。その顛末を描いた最初の編「空港こわい」、そして最後の「やまいはちから」で期限ギリギリで復帰するものの、部長の画策について暴言をはいて、ついには配置転換されてしまう。
中の四編は遠藤を取り巻く人々を主人公にした短編。若手の篠田が妹分でいいという気持ちを引き剥がすまでの様子を描いた「妹ざかり」。営業の須永がトラブル処理に奔走する「天然営業」。本社に移動した今泉は休んでいる遠藤の代用として班長を勤める「かりそめハードボイルド」。今は空港内にできたマッサージ店に勤める陶子を描いた「あぽがらみ」。
空港なんて、私には馴染みのない場所であり、知らない世界だが、ひとつの仕事に情熱をもって、取り組むというのはなんかいいな。お客様のために、無事に旅行に送り出し、楽しませてあげるために、全力で立ち向かうあぽやんって、いいな。
航空機会社のサービス部門で、空港内の事務所で働く人たちのお仕事小説。
しかし今作では航空業界も不況で、親会社がついに民事再生法の世話になる状況。空港内事務所も閉鎖の予定で、子会社に委託することになる。社員も半分はリストラされ、残ったものと、子会社の社員とでこの先仕事していくことになるが、人員は少なくなる。
新たに責任者になった部長は最初はものわかりがいい有能なリーダーだと思われたのだが、裏では過剰なサービスを簡略化し、合理性を追求しようと画策していた。
シフトの責任者である遠藤は、あぽやんとしてサービスを減らすことに反対だったため、部長との板挟みになり、鬱状態になり、仕事に出られなくなる。その顛末を描いた最初の編「空港こわい」、そして最後の「やまいはちから」で期限ギリギリで復帰するものの、部長の画策について暴言をはいて、ついには配置転換されてしまう。
中の四編は遠藤を取り巻く人々を主人公にした短編。若手の篠田が妹分でいいという気持ちを引き剥がすまでの様子を描いた「妹ざかり」。営業の須永がトラブル処理に奔走する「天然営業」。本社に移動した今泉は休んでいる遠藤の代用として班長を勤める「かりそめハードボイルド」。今は空港内にできたマッサージ店に勤める陶子を描いた「あぽがらみ」。
空港なんて、私には馴染みのない場所であり、知らない世界だが、ひとつの仕事に情熱をもって、取り組むというのはなんかいいな。お客様のために、無事に旅行に送り出し、楽しませてあげるために、全力で立ち向かうあぽやんって、いいな。