シリーズ四作目。
婚約していた畑係りのローワンの母親と、果樹園係のストロングが結婚式を行う場で、ローワンは言い知れぬ不安を感じていた。祝いに来ていた旅の人の長で語り部のオグデンも、マリスの民のバーレンも何かを感じている。牧場でバクシャーのそばにいたローワンの妹が、いきなり空に現れた怪物にさらわれてしまう。どうやらゼバックから来たらしい。前巻で海戦に破れた彼らが次に空からの侵略を考えているのではないかと心配するものもいる。
半ば娘のことを諦める母と異なり、ローワンは一人でも妹を取り返しに、海の向こうに行こうと決意する。いつものように魔女の助言を得、知り合った仲間オグデンの養女で、ゼバック生まれのジール、マリスの民バーレン、旅の人を父に持つアランが、旅の仲間になる。旅の人の空飛ぶ凧で海岸まで行き、バーレンの用意した小舟で海に乗り出す四人。嵐に遭い、なんとかゼバックの海岸に漂着。地平線の彼方に光輝く城までは、彼らさえ足を踏み入れない荒れ地が広がる。海ではバーレンの知恵で乗り越えた四人は、今度はアランのユーモアで乗り越える。旅立つ前に魔女がくれた枯れ枝を燃やすと、魔女からの助言が歌として浮かび上がる。意味のない言葉に思えたそれにも道しるべが隠されていて、四人は城壁の中に侵入。地下の迷路に潜り込んだものの、捕まる。しかし将校に化けたジールの機転で捕虜として、城壁外の奴隷が住むところに運ばれる。
そこにいたのはローワンの一族の生き残り三人だけ。三百年前、戦士としてつれていかれた奴隷たちがリンの民の先祖。残された半端な一族は死んだりして今は三人だけ。一族の歴史を描いた絹織物を持っていた。
妹をさらった空飛ぶとかげ、その羽を切り落として家畜としていたが、奴隷の老人が一頭だけ、生きている間は空を飛ばないと誓って、目こぼししてもらっていた。老人は自分の命を捧げ、ローワンたちをその怪物により、故郷へ戻そうとした。
無事戻ったローワンたちを追うように現れたゼバックの空飛ぶ怪物の戦隊。リンの地もおしまいだと覚悟した時に、魔の山から雄叫びが聞こえる。頂上に棲むドラゴンが現れて、ゼバックの空の戦隊は蹴散らされる。この地には守り神たるドラゴンがいる限り、二度と襲っては来ないだろう。ローワンについてきた奴隷の子供たちは、結婚するアランの代わりに、その母親の世話になることになる。
これで完結かと思ったら、まだ続編がある。何なんだ?
婚約していた畑係りのローワンの母親と、果樹園係のストロングが結婚式を行う場で、ローワンは言い知れぬ不安を感じていた。祝いに来ていた旅の人の長で語り部のオグデンも、マリスの民のバーレンも何かを感じている。牧場でバクシャーのそばにいたローワンの妹が、いきなり空に現れた怪物にさらわれてしまう。どうやらゼバックから来たらしい。前巻で海戦に破れた彼らが次に空からの侵略を考えているのではないかと心配するものもいる。
半ば娘のことを諦める母と異なり、ローワンは一人でも妹を取り返しに、海の向こうに行こうと決意する。いつものように魔女の助言を得、知り合った仲間オグデンの養女で、ゼバック生まれのジール、マリスの民バーレン、旅の人を父に持つアランが、旅の仲間になる。旅の人の空飛ぶ凧で海岸まで行き、バーレンの用意した小舟で海に乗り出す四人。嵐に遭い、なんとかゼバックの海岸に漂着。地平線の彼方に光輝く城までは、彼らさえ足を踏み入れない荒れ地が広がる。海ではバーレンの知恵で乗り越えた四人は、今度はアランのユーモアで乗り越える。旅立つ前に魔女がくれた枯れ枝を燃やすと、魔女からの助言が歌として浮かび上がる。意味のない言葉に思えたそれにも道しるべが隠されていて、四人は城壁の中に侵入。地下の迷路に潜り込んだものの、捕まる。しかし将校に化けたジールの機転で捕虜として、城壁外の奴隷が住むところに運ばれる。
そこにいたのはローワンの一族の生き残り三人だけ。三百年前、戦士としてつれていかれた奴隷たちがリンの民の先祖。残された半端な一族は死んだりして今は三人だけ。一族の歴史を描いた絹織物を持っていた。
妹をさらった空飛ぶとかげ、その羽を切り落として家畜としていたが、奴隷の老人が一頭だけ、生きている間は空を飛ばないと誓って、目こぼししてもらっていた。老人は自分の命を捧げ、ローワンたちをその怪物により、故郷へ戻そうとした。
無事戻ったローワンたちを追うように現れたゼバックの空飛ぶ怪物の戦隊。リンの地もおしまいだと覚悟した時に、魔の山から雄叫びが聞こえる。頂上に棲むドラゴンが現れて、ゼバックの空の戦隊は蹴散らされる。この地には守り神たるドラゴンがいる限り、二度と襲っては来ないだろう。ローワンについてきた奴隷の子供たちは、結婚するアランの代わりに、その母親の世話になることになる。
これで完結かと思ったら、まだ続編がある。何なんだ?