イギリスの西南部にあるコーンウォール。三人の子、サイモン、ジェイン、バーニィと両親が休暇でやってきた。祖父の友達で家族に馴染みのメリィおじさんの手配したある船長の留守宅に滞在する。お父さんは釣りに、お母さんは絵を描いているため、三人は港や滞在するグレイハウスが建つ丘を散歩したり探検したりして過ごす。雨の日、することもない三人は屋敷のなかを探検する。サイモンの部屋の洋服タンスの背後にドアを見つけ、階段を上がって、敷地一杯ある屋根裏を見つける。しかもその床の穴から古文書を見つける。羊皮紙に見慣れない文字が書かれ、地図のようなものまでついている。

宝地図だと興奮し、なんとか読み解こうとしたものの、ラテン語でアーサー、マークという名前がわかっただけ。メリィおじさんによれば、この地は伝説のアーサー王が作った国レギリスのあった地。アーサー王が好きなバーニィはマークがアーサー王の騎士で、コーンウォールの王だったことに気づく。

地図の解読に夢中になり探検する三人に、メリィおじさんは古文書を解読してくれる。闇との永遠の戦いにつくアーサー王と騎士たちに受け継がれてきた聖杯があること、そしてこの地に隠されたことが書かれてある。

最初はかっこいいと思えた大型ヨットに乗る男女やその使い走りをする不良少年ビル、さらに牧師館にいる怪しげな男、彼らが三人に近づいたり怪しげな振る舞いをする。屋敷に泥棒まで入られて、三人は古文書を狙ったものだと思う。

古文書を解明することを勧めるメリィおじさんはなぜか積極的には協力してくれない。悪人に追われた時には素早く助けてくれるが。
謎をとき、聖杯があるのは岬の地下の穴の下だとわかったものの三人には近づけない。しかし大潮には海岸線が海中から現れ、歩いていけると知り、探検に出掛け、発見。しかし悪人たちに囲まれ窮地に落ちたとき、おじさんが現れる。

おじさんは歴史か考古学の有名な教授。見つかった聖杯はおじさんにより博物館に寄贈され、発見者として三人の名前も表示され、大金も得る。

おじさんの本名がメリイ=リオンとわかったバーニィは、それがマーリオン、マーリンの言い換えだと気づく。アーサー王を助けた魔法使いが今も生きているのか。

話としてはいくぶん楽しさにかけるが、素材の魅力で私には興味深かった。著者がこれのあとに書いたシリーズ闇の戦いも読んでみたくなる。図書館にあるのは知っている。いつ頃なら読めるかな