今、県立図書館から戻ったところ。
三冊返却して、新たに四冊借りた。これでまた限度一杯で、何かを返さないと、借りられない。

ネットでボストンさんのことを調べていたら、英文学者で、イギリスのことなどをエッセイ風に数多く書いている林望さんが若い頃イギリスに留学していて、ボストン家にも下宿したことがあると、知った。私は知らなかった。林望さんの名前と著書のいくつかはあちこちで見かけていたが、まともに読んだことはなかった。

ならばボストンさんのこともどこかに書いているのではないか?本があるのではないか?そう思い、図書館で検索してみたが、見つからなかった。いくつか見てみたら、下宿していたことや、その後訪問したことがあるという記述は見つけたが。ボストンさんのこと、作品について本にはしてないのかな?

それでもわずかに触れている本を一冊借りることにした。タイトルにある「どこにも行かない」旅。私は誤解していたようだ。文字通り、自宅にいて、読書によって空想の旅をする。そう思っていた。でもほんとは、現地には行くが、ひとつところに落ち着いて、観光のようにあちこち歩き回らない。そんな旅を指しているらしい。

中を少しつまみ食いすると、下宿探しにあちこちを探した記述の中に、「高名な児童文学者ルーシー・ボストン夫人の邸に下宿するという幸福を味わった」という一文を発見。

そしてまたボストン夫人の邸、マナーハウスが気になってきた。読む暇がないとして、金曜に返してしまったボストン夫人の自伝が読んでみたくなった。二つの自伝を合本したもので、前半は子供の頃の家族や自分の思い出を描いているが、後半はマナーハウスに暮らした晩年のボストンについて描かれているらしい。しかもグリーン・ノウシリーズなどの著作は六十歳以後のことで、このマナーハウスの邸の一室で書かれたもの。マナーハウスとは何か?何がいいのか?そこからどのようにして物語が生まれてきたのか?書いてあるかどうかはわからないが、読んでみたくなった。

今日借りた本

ルーシー・M・ボストン
『メモリー』
評論社、2006

『グリーン・ノウの川』グリーン・ノウ3
『グリーン・ノウのお客さま』グリーン・ノウ4
評論社、2008


林 望
『「どこへも行かない」旅』
光文社、2006