昨夜半分ほど読み、今夜一気に読めるかと思っていたが、ようやく読了。
悪神マゴスを犠牲を払いながらも倒した第二巻。これでミラート世界は落ち着くかとおもいきや、寒冷化する天候は相変わらず。しかも新たな六王国も二派に分かれて、対立。やがて戦争になる。
養父ファルゴンと、双子の片割れを亡くしたエルギルは国政にあまり心を向けていない。原因は死んだはずの前王妃で母親であるヴーニアが生きているかもしれない、と気づいたから。シリリムの最後の生き残りである母親を取り戻せば、悪神の呪いを破り、世界が救われる。
そして発見した時間の襞の中の母は毒を飲まされたが、時間の流れを遅らせることで、生きていた。しかし時間の猶予はあまりない。毒を消す薬を見つけなくてはならない。その探索のために、エルギルは新たな仲間をつれて旅に出る。
エルギルは生き残っていたカメレオン人カグアンの魔剣修復の試みを止め、捕まえたものの、寄生虫を体内に入れられてしまう。悪感情を餌に成長する寄生虫により宿られたものも感情が悪化する。悪心が起こらぬようにすればおとなしくなるが、それが難しい。その虫を退治するには、今は絶滅したいちょうから作る聖水が必要。いちょうを求めて一行は北の海を越えて、最果て連峰の向こうへ足を踏み入れる。途上伝説の旅行者ハルコンを発見。しかも冷凍保存されていて生き返る。
エルギル一行の旅立ちを知った連合国盟主の地位を狙うオストリヒ、バンドリア二王国がソートラントを攻めてくる。住民は逃げ、留守を預かるムーリアと前ストロームラント王は城に立てこもり奮戦するも、風前の灯。
最果て連峰の向こうにあった植物の世界、ミラート南部の虫の国クスク王国など、人に知られていなかった様子が明かになり、奇妙な乗り物等が登場して、なかなか面白い。妖精族のシリリムもこの世に戻ってくる。
カメレオン人をはじめとする悪役も活躍して、エルギルはなかなか目的を果たせないばかりか、勝利への道は遅々として進まない。
それでも多くの生命を犠牲にして、ミラートは平和を取り戻すことになる。平和は一致団結を前提とする。多様なものが共にいてはじめて、この世界は彩り豊かになる。異なる性があってはじめて、すべての生き物は種を存続できる。ミラート世界を貫く重要なテーマがそれだと訳者は語る。
そしてイーザウが現代の世界に望むのもそれかもしれない。
悪神マゴスを犠牲を払いながらも倒した第二巻。これでミラート世界は落ち着くかとおもいきや、寒冷化する天候は相変わらず。しかも新たな六王国も二派に分かれて、対立。やがて戦争になる。
養父ファルゴンと、双子の片割れを亡くしたエルギルは国政にあまり心を向けていない。原因は死んだはずの前王妃で母親であるヴーニアが生きているかもしれない、と気づいたから。シリリムの最後の生き残りである母親を取り戻せば、悪神の呪いを破り、世界が救われる。
そして発見した時間の襞の中の母は毒を飲まされたが、時間の流れを遅らせることで、生きていた。しかし時間の猶予はあまりない。毒を消す薬を見つけなくてはならない。その探索のために、エルギルは新たな仲間をつれて旅に出る。
エルギルは生き残っていたカメレオン人カグアンの魔剣修復の試みを止め、捕まえたものの、寄生虫を体内に入れられてしまう。悪感情を餌に成長する寄生虫により宿られたものも感情が悪化する。悪心が起こらぬようにすればおとなしくなるが、それが難しい。その虫を退治するには、今は絶滅したいちょうから作る聖水が必要。いちょうを求めて一行は北の海を越えて、最果て連峰の向こうへ足を踏み入れる。途上伝説の旅行者ハルコンを発見。しかも冷凍保存されていて生き返る。
エルギル一行の旅立ちを知った連合国盟主の地位を狙うオストリヒ、バンドリア二王国がソートラントを攻めてくる。住民は逃げ、留守を預かるムーリアと前ストロームラント王は城に立てこもり奮戦するも、風前の灯。
最果て連峰の向こうにあった植物の世界、ミラート南部の虫の国クスク王国など、人に知られていなかった様子が明かになり、奇妙な乗り物等が登場して、なかなか面白い。妖精族のシリリムもこの世に戻ってくる。
カメレオン人をはじめとする悪役も活躍して、エルギルはなかなか目的を果たせないばかりか、勝利への道は遅々として進まない。
それでも多くの生命を犠牲にして、ミラートは平和を取り戻すことになる。平和は一致団結を前提とする。多様なものが共にいてはじめて、この世界は彩り豊かになる。異なる性があってはじめて、すべての生き物は種を存続できる。ミラート世界を貫く重要なテーマがそれだと訳者は語る。
そしてイーザウが現代の世界に望むのもそれかもしれない。