予定していた読書は六冊のうち五冊読了。残り一冊を少し読みかけたものの、研究書というのは、よほど好きなことが書いてないと、やはり退屈だな。このあとに控えている本も結構あるし、ギブアップした方がいいかな。
著者は大学で英文学や児童文学を研究し教えている助教授。四人の女性児童文学作家を取り上げて、作品創造によって、彼女たちが自身の願望を実現したというテーマについて論考している。

『大草原の小さな家』のローラ、『ピーターラビット』のポター、『砂の妖精』などのネズビット、歴史小説のサトクリフ。

どの作家にも興味があり、面白そうな気がしたのだが、どうも学術論文に近いもののようで、正直専門外の私には少しわかりづらいし、読み進めるのが退屈な箇所もあったりして、最後まで読めそうにない。ひとまずギブアップすることにしよう。

実はこれを読む前に、イーザウの大作『暁の円卓』の一冊目を読み始めたら、読みやすく、しかも内容は興味津々で楽しそう。こちらに鞍替えしたくなった。できれば全巻読んでみたい気もするが、翻訳では全九冊にもなる大作。しかも一冊が四百頁近くもある。

他の本を控えて、これだけを読んでいくなら無理ではないが。それは難しい。関心度からいったら、イーザウは一番でもない。

あるいは無理せず、一冊づつ借りていき、長い時間をかけて読んでいこうか。市立図書館本館の蔵書だから、予約して取り寄せないといけない。

1900年の元日に生まれた、東京に住むイギリス外交官ジョフリーの息子デービッドは、生まれつき白髪だった。世紀の子と呼ばれる超人と言われる。そして長じるに従って超能力を持つことが明らかになる。

父親ジョフリーは少年時代、浮浪児で、ある夜ボーイとして雇われた屋敷で秘密結社、暁の円卓を知り、その世界を浄化するという狂的な目的も漏れ聞いてしまう。それが巻頭の話で、ついでデービッド誕生の日まで飛んでいて、父がいかにして貴族となり、外交官になったかはわからない。その父が世界各地で起こる暗殺事件の影に暁の円卓の影を見、怯え始める。その父の遺志をついでデービッドが与えられた百年の寿命で、二十世紀を生き抜き、暁の円卓と対決する話のようだ。デービッドは一つ年下の少年時代の昭和天皇と友達になる設定で、日本のこともかなり描かれていくらしい。やはり興味深い。少しづつでも読んでいこうか

まずは二冊目だけを予約しておこう