少し目先を変えて、現代小説を読んでみた。借りているからこそ読めるんだが。
出版社勤務の女性のお仕事小説といったとけろか。長年愛読してきたファッション雑誌を出している出版社に、就職した悦子だったが。なんと配属されたのは文芸書の校閲部。定時に始まり定時に終わる。真面目に働いていれば、いつかは希望の雑誌編集部に移動するかもしれないという、上司の言葉を胸にがんばる悦子。
編集者の癖に、作家の接待ばかりで、ろくに原稿にも校正にも目を通さず、丸投げの男に腹を立ててみたり、いくぶん激しい悦子。
レトロな一軒家の二階に間借りし、収入のほとんどをファッションに費やす悦子。
雑誌に関しては隅から隅まで目を通し、それを記憶しているのが彼女の特技。入社試験の面接でもそれを披露したお陰で、二流大学でも採用されたと思っていたが。実はその特技を見込まれて、校閲部員として採用されたことがあとで明らかになる。
そんな悦子が遭遇する五つの話で構成されている。
たまたま編集者に頼まれて、校閲したことがある作家に会い、暴言をはいてしまう話。
合コンに出たのはいいが、記憶にある知識を疲労して、外車自慢の男性をしらけさせる話。新人作家の初受賞にまつわる話や、覆面作家のエッセイの校閲をする話。
昔愛読したデザイナーの連載エッセーが本になることになり、校閲した悦子は違和感を抱く。ファッションは変化が早い。昔感心したエッセーでも今読むと時代遅れで通用しないのでは。校閲担当なのに、作家編集者に宛てて手紙を書いた、でしゃばりのために叱られ、文芸部から雑誌編集部へ異動となる。
その間偶然見かけて一目惚れしたアフロのイケメン。その正体がわかる。売れないモデルで、あの覆面作家だった。再会して、本を出す出版社の社員ということで声をかけられ、話もできる。モデルとして出演するショーの招待状までもらう。
はじめの方で悦子とひと悶着のあったエロミステリーの作家、その妻が失踪し、さらに作家までもいなくなり、連絡できなくなる騒ぎに巻き込まれていく悦子。
主人公悦子の個性は強烈だが、回りにいる人々も個性的で楽しい。校閲は詳しくないが、書店や本関係というだけで、興味を覚えて借りたものの。読み終えてみると、校閲よりも悦子たちのキャラクターが面白く、楽しく読めた
出版社勤務の女性のお仕事小説といったとけろか。長年愛読してきたファッション雑誌を出している出版社に、就職した悦子だったが。なんと配属されたのは文芸書の校閲部。定時に始まり定時に終わる。真面目に働いていれば、いつかは希望の雑誌編集部に移動するかもしれないという、上司の言葉を胸にがんばる悦子。
編集者の癖に、作家の接待ばかりで、ろくに原稿にも校正にも目を通さず、丸投げの男に腹を立ててみたり、いくぶん激しい悦子。
レトロな一軒家の二階に間借りし、収入のほとんどをファッションに費やす悦子。
雑誌に関しては隅から隅まで目を通し、それを記憶しているのが彼女の特技。入社試験の面接でもそれを披露したお陰で、二流大学でも採用されたと思っていたが。実はその特技を見込まれて、校閲部員として採用されたことがあとで明らかになる。
そんな悦子が遭遇する五つの話で構成されている。
たまたま編集者に頼まれて、校閲したことがある作家に会い、暴言をはいてしまう話。
合コンに出たのはいいが、記憶にある知識を疲労して、外車自慢の男性をしらけさせる話。新人作家の初受賞にまつわる話や、覆面作家のエッセイの校閲をする話。
昔愛読したデザイナーの連載エッセーが本になることになり、校閲した悦子は違和感を抱く。ファッションは変化が早い。昔感心したエッセーでも今読むと時代遅れで通用しないのでは。校閲担当なのに、作家編集者に宛てて手紙を書いた、でしゃばりのために叱られ、文芸部から雑誌編集部へ異動となる。
その間偶然見かけて一目惚れしたアフロのイケメン。その正体がわかる。売れないモデルで、あの覆面作家だった。再会して、本を出す出版社の社員ということで声をかけられ、話もできる。モデルとして出演するショーの招待状までもらう。
はじめの方で悦子とひと悶着のあったエロミステリーの作家、その妻が失踪し、さらに作家までもいなくなり、連絡できなくなる騒ぎに巻き込まれていく悦子。
主人公悦子の個性は強烈だが、回りにいる人々も個性的で楽しい。校閲は詳しくないが、書店や本関係というだけで、興味を覚えて借りたものの。読み終えてみると、校閲よりも悦子たちのキャラクターが面白く、楽しく読めた