ネズビットというと、『砂の妖精』についで二冊目の作品。正直言えば、途中少し退屈することもあるが、我慢して読みきると、なかなかいい。考えてみると百年前の作品だから、現代の作品に比べて、まどろこしい表現もあるんだろう。
エルフリダとエドレッドの姉弟は海辺の崖の上にあるおばさんの家に住んでいる。二人の父親とおばさんのご主人は船で南米に行き、商売をしていたが、山賊に捕まったという便りだけで音信不通となり、やがて死んだらしい。
寄宿舎からおばさんの家に引き取られ、おばさんも生活のために、風光明媚な部屋を貸し、屋根裏と地下室にすむことになる。
ある日、父たちの船が見つかったという知らせがあり、おばさんは出掛ける。姉弟は行ってみたいと思っていた近くにある一族の城へ出掛ける。イギリスでも由緒ある古くからの一族は今は落ちぶれ、屋敷も無人。そばに住む老人と知り合い、話を聞く。十歳になる前の当主がある呪文を唱えると、昔隠された宝物が見つかるという言い伝えがあると。そして、エドレッドがまさにその当主になることに気づく。
屋敷を探検し、偶然見つけた呪文を唱えると、一族の紋章である白いモグラが現れて、その魔法力で二人は過去の一族のもとにタイムトラベルすることになる。いくつかの時代に飛んだ二人が遭遇する事件や出来事。
英国史の王朝の変遷や事件に詳しいとよりわかるのかもしれない。ピアスの作品にも似てモグラやジャコバイトが出てきたのに驚いた。
今はない屋根裏の衣装部屋が現れ、そこで前もって着替えてから、その時代に入り込むやりかたや、自作の詩を作り、呼び出すことで現れる白いモグラ、モルディワープなど、興味深く、面白い。うっかりこれから起こる反政府事件のことを漏らしたためにつかまり、ロンドン塔に幽閉されたり、奇計でそこを抜け出したり、歴史的事件にも関わる。
今は落ちぶれて、残る屋敷も人手にわたる寸前。もとに戻すには伝説の宝物を見つけるのが一番と始めた冒険だが、いつか見失われる。
最後にモグラの魔法力にて、行方不明の父のもとに、猫にされて赴いた姉弟は、秘境に幽閉されていた父を発見。無事に戻ることに成功する。そして気づいたのは、屋敷を取り戻す貴金属の宝よりも、二人にとって何よりも貴重な宝物が父親であることだった。
父の救出に手助けしたいとこという時代が違う男の正体は、続編で明らかになるとか。早く読んでみたいな。
エルフリダとエドレッドの姉弟は海辺の崖の上にあるおばさんの家に住んでいる。二人の父親とおばさんのご主人は船で南米に行き、商売をしていたが、山賊に捕まったという便りだけで音信不通となり、やがて死んだらしい。
寄宿舎からおばさんの家に引き取られ、おばさんも生活のために、風光明媚な部屋を貸し、屋根裏と地下室にすむことになる。
ある日、父たちの船が見つかったという知らせがあり、おばさんは出掛ける。姉弟は行ってみたいと思っていた近くにある一族の城へ出掛ける。イギリスでも由緒ある古くからの一族は今は落ちぶれ、屋敷も無人。そばに住む老人と知り合い、話を聞く。十歳になる前の当主がある呪文を唱えると、昔隠された宝物が見つかるという言い伝えがあると。そして、エドレッドがまさにその当主になることに気づく。
屋敷を探検し、偶然見つけた呪文を唱えると、一族の紋章である白いモグラが現れて、その魔法力で二人は過去の一族のもとにタイムトラベルすることになる。いくつかの時代に飛んだ二人が遭遇する事件や出来事。
英国史の王朝の変遷や事件に詳しいとよりわかるのかもしれない。ピアスの作品にも似てモグラやジャコバイトが出てきたのに驚いた。
今はない屋根裏の衣装部屋が現れ、そこで前もって着替えてから、その時代に入り込むやりかたや、自作の詩を作り、呼び出すことで現れる白いモグラ、モルディワープなど、興味深く、面白い。うっかりこれから起こる反政府事件のことを漏らしたためにつかまり、ロンドン塔に幽閉されたり、奇計でそこを抜け出したり、歴史的事件にも関わる。
今は落ちぶれて、残る屋敷も人手にわたる寸前。もとに戻すには伝説の宝物を見つけるのが一番と始めた冒険だが、いつか見失われる。
最後にモグラの魔法力にて、行方不明の父のもとに、猫にされて赴いた姉弟は、秘境に幽閉されていた父を発見。無事に戻ることに成功する。そして気づいたのは、屋敷を取り戻す貴金属の宝よりも、二人にとって何よりも貴重な宝物が父親であることだった。
父の救出に手助けしたいとこという時代が違う男の正体は、続編で明らかになるとか。早く読んでみたいな。