20世紀初頭のアメリカの田舎町にタイムトラベルした少年の話。

ドルー少年は十二歳。考古学者である父親が母と海外へ行くことになり、大叔母さんのところに厄介になることになる。父の一族が代々住んでいた屋敷は、今にも壊れそうな古いもので、臆病なドルーは怖くてたまらない。
二階に割り当てられた部屋の一面には屋根裏へ上がる階段が扉の奥に隠れていた。懐かしいと屋根裏に上がった叔母さんは一族の古い写真を見つける。その中にドルーと同じ年頃で、そっくりな顔の少年がいた。子供の頃に亡くなったアンドルーという少年ではないかと叔母はいう。やわな床下につまづ付いて穴を開けたら、中に宝箱が。アンドルーの持ち物だったビー玉の袋が見つかる。

その夜、ドルーは屋根裏部屋から降りてきたアンドルーに出会う。ビー玉は叔母が持ち出していて、返せない。話しているうちに、彼がジフテリアにかかり、死にかけているとわかる。現代の医学なら助かると気づいたドルーは、一時的に入れ替わることにする。アンドルーは現代でドルーとして治療を受ける。ドルーは百年前の世界でアンドルーとして、ジフテリアから奇跡的に生き返ったことにする。ただし病のため記憶に多少穴が起こることにする。

一人っ子のドルーはきれいで優しくて、お転馬な姉ハンナといることがうれしくなる。一家には天敵の伯父さんがおり、その息子エドワードがやって来ては意地悪したりして、喧嘩になる。父は無視していろというが、喧嘩してはむち打ちの罰を受ける。

アンドルーもドルーも新たな世界での生活を楽しむようになるが、過去の記憶が薄れていくことに不安になる。やはりもとに戻る方がいいのか?アンドルーは得意のビー玉勝負で決めようという。慣れないドルーはハンナに習い上達。ついに勝負に勝ち、二人は入れ替わり、もとに戻るが、アンドルーは死なないで済んだようだ。

しばらくして、ドルーが厄介になってる叔母さんの家に、遠い親戚が訪ねてくる。叔母さんの父親のいとこ。叔母さんの父親、ドルーの曾祖父は車イス生活で叔母と暮らしているが、最初からドルーを嫌っている。アンドルーだと思っている。

訪ねてきたのは百歳近い老人二人。アンドルーとハンナだった。二人にはドルーのことがわかっていた。年の差を越えて、三人は懐かしい再会を果たした。真夜中の庭のトムのようだな。どんな気持ちになるんだろう。胸に溢れる思いがあるんだろうな