ウェストマーク戦記最終の第三巻。
昨夜も読み終えたら、深夜1時半。今日は休みだから、前ならブログにアップして寝るのだが。

隣国レギアの侵攻に抗し、からくも和平交渉にて収めたウェストマーク王国は三人の執政官により統治されることになる。フロリアン、ジャスティン、テオ。新たな法律を作り市民向けの政策により二年間の平和をもたらしたが、戦争で疲弊した国力はもとに戻らない。女王を残し、その婿となるテオを執政官にしたことで、ジャスティンはフロリアンに対して疑いの目を向け、不穏な状況。

そして隣国に潜伏していたカバルスが陰謀を巡らし外人傭兵の助けで侵入し、圧倒的な軍事力にて独裁者に戻る。ばらばらになった執政官たち。テオとミックルは闇社会の大物インゴの庇護を受け、カバルスに対する抵抗運動を続ける。ジャスティンは密かに脱出して仲間と共にゲリラ活動を続け、単独で共和革命をもたらそうとする。

女王の母はトレンスと逃げ出したものの、死亡し、トレンスは女王を助けることになる。探していたフロリアンは銃撃され重傷の体で見つかる。女王たちは密かに彼を隣国に移送することにする。フロリアンは首都マリアンシュタットの防衛をテオに頼む。ケストレルの復活。

隣国では成長した若き王に愛想をつかした叔父はカザルスの帰還を手助けしたあと、王暗殺を企てるが、反対に銃殺される。

フロリアンが戻るまで協力してカバルスに対抗しようというテオの提案をジャスティンは断る。そんなとき、外人傭兵に対する抵抗から始まった市民による反政府暴動が首都に蔓延し、内戦勃発。

これまでに活躍した登場人物たちが次々と命を失っていき、ついに女王とテオも捕まり、地下の拷問部屋にいるカバルスの面前へ。その時カバルスは殺したつもりの自分の殺し屋の手で命を失う。

女王とテオは昔、女王が殺されかけた穴に飛び込んで地下を流れる川にて、からくも生きながらえる。

市民による暴動で宮殿まで占拠されたあとに、フロリアンが帰還。あらたな共和国が作られることになる。そこでは王族がいることは命が危険であり、反対派に利用されやすいと言うことで、国外退去を勧められる。旧知の人々はすべて何らかの形で死を迎え、愛し合う女王とテオは船に乗り、王国に別れを告げる。女王はいつか帰ることを思い、テオは共和政治の行方を憂える。

ともかくかつてヨーロッパで起こったであろう話であり展開で、政治について考えさせられる