ルドルフとイッパイアッテナシリーズ三冊目。

今回も楽しく読めた。ルドルフに新たな友達ができたり、悲しい出来事もあったり。

友達のブッチー。金物屋の飼い猫だったが、時代の波には逆らえず、個人営業の店は、銀行の薦めで、店を閉じ、家族は茨城の知り合いのもとへ。プッチーは用意されたケージに入ることを拒んで逃げ出し、野良猫になった。そのブッチーがはとを捕まえたいと言い出し、浅草へ電車に乗っていく。

その前に、前回で川向こうの市川から喧嘩を売りに来て、イッパイアッテナに追い返された兄弟猫がまた登場。市川に足の長いブルドックが現れ、親分が怪我をした。敵討ちの助っ人をたのみに来た。それでイッパイアッテナが行くことになり、人質代わりにテリーが残る。

ブッチー、テリー、ルドルフが浅草観音まで行くと、なぜかルドルフのもとの飼い主リエちゃんがいた。今は中学一年だが。ルドルフを見たが、似てるけどうちのルドルフほどかわいくない。なんて言葉を聞いて、正気を失ったルドルフのため、はとを襲うこともなく帰った。

市川のならず者の犬が見つからず、船橋までイッパイアッテナたちが足を伸ばすという伝言が来た直後、ルドルフの目の前に当の犬が現れる。様子を伺うと、どうやら雑種犬の恨みで、血統書付きの犬を襲うつもりらしい。ブッチーと協力して、その犬をブルドックのデビルのところまで誘いだし、デビルにより撃退する。

デビルの飼い主がそれを見つけて獣医へ入院。イッパイアッテナの飼い主日野さんの留守宅の家政婦を勤めるおばあさんが、その犬を見て気に入り、どうやら飼うつもりらしい。となればそいつも新たな仲間になる。

子猫からまだちゃんと成長していないルドルフは頭はよくて、イッパイアッテナに教えられて字も読めるのだが、どこか抜けている。男女関係に疎い。ブッチーの新しい彼女、獣医に飼われる血統書付きのメス猫に対するブッチーの気持ちが理解できないみたい。どうやら子ができた雰囲気だが、次回には登場するのかな。

事件解決したものの、イッパイアッテナは市川で入りやすい図書館を見つけ、また市川へ行き、テリーはいろいろ学びたいとルドルフたちのもとにとどまることになる。

次はどんな展開が待つのかな?