つるばら村の唯一の理容師は還暦間近なこのはさん。季節を追った七つの話が語られている。
五月のある夜訪れたのは白いヤギ。風に乗って世界を旅していて、理容師の目印のサインポールを見て立ち寄ったとか。うぶ毛をすきとってやると、お礼に素敵なプレゼントをくれた。指輪を出してと言うので、しまい込んでいた結婚指輪を渡すと魔法をかけてくれる。好きな色は若葉色と言うと、指輪を通してすきとったヤギのうぶ毛を取り出すと、グリーンの布になってる。軽くて暖かいショール。あとで洋服屋のはるかさんは立派なカシミヤだと言う。ならばあれはカシミールの高原にすむヤギだったか。
梅雨間近な日訪れたぼさぼさ頭にぶしょうひげの若者。理容店ははじめてだと。野いばらが原で靴を作っているという。持っていた長靴を忘れたので届けに行く。実は彼はきつねだった。
旅の研ぎ師には裏庭の小屋を貸してやり、古いバリカンを研いでもらう。不思議な光を放つ砥石をくれた。
村の年よりの髪を切り爪を切ってやるためにこのはさんは月に一度出掛ける。そのとき山の奥から聞こえた機織りの音。行ってみると山姥だった。仕事に忙しくしていたので、髪を切り爪を切ってあげたら、薬草入りのお茶をご馳走してくれ、織物を見せてくれた。秋の情景を織り出した豪華な打ち掛け。オオカミの娘ネネがトウゲノカミの息子と祝言をあげる。
庭のもぐらを追い出すために立てた風車。なんとそれがもぐらには風力発電になっていた。冬が近づきこのはさんがしまい込んだ夜、もぐらが現れて、そう話す。だからまた立ててあげる。はるかさんの分も預かりたてる。お礼にクリスマスパーティに招待された。はるかさん、くるみさんと三人でクッキーを作り、くるみさんのクリスマスパンとともに土産にして参加する。お礼にとモグラマークつきのフォークをくれた。雪の下の固い地面でも簡単に掘れる。
大事にしていた指輪をなくし雪の下だと見つけられないと落ち込むこのはさん。夜中にネズミが。翌朝流しがきれいになっている。お礼にと紅白のテレビをつけたまま寝た。ネズミたちに見せてやろうと。そのお返しに指輪を探し出してくれた。
春間近な日髪が逆立つ女性が。夢を集めるのが仕事だという。夜の大気には夢が流れている。幸せな夢だけを集めて、町の寝具店へ。布団や枕に詰めるのだと。メガネに魔法をかけて幸せが見えるように。よもぎだいらの桜の木のことを聞いて見に行く。幸せな気分になる
五月のある夜訪れたのは白いヤギ。風に乗って世界を旅していて、理容師の目印のサインポールを見て立ち寄ったとか。うぶ毛をすきとってやると、お礼に素敵なプレゼントをくれた。指輪を出してと言うので、しまい込んでいた結婚指輪を渡すと魔法をかけてくれる。好きな色は若葉色と言うと、指輪を通してすきとったヤギのうぶ毛を取り出すと、グリーンの布になってる。軽くて暖かいショール。あとで洋服屋のはるかさんは立派なカシミヤだと言う。ならばあれはカシミールの高原にすむヤギだったか。
梅雨間近な日訪れたぼさぼさ頭にぶしょうひげの若者。理容店ははじめてだと。野いばらが原で靴を作っているという。持っていた長靴を忘れたので届けに行く。実は彼はきつねだった。
旅の研ぎ師には裏庭の小屋を貸してやり、古いバリカンを研いでもらう。不思議な光を放つ砥石をくれた。
村の年よりの髪を切り爪を切ってやるためにこのはさんは月に一度出掛ける。そのとき山の奥から聞こえた機織りの音。行ってみると山姥だった。仕事に忙しくしていたので、髪を切り爪を切ってあげたら、薬草入りのお茶をご馳走してくれ、織物を見せてくれた。秋の情景を織り出した豪華な打ち掛け。オオカミの娘ネネがトウゲノカミの息子と祝言をあげる。
庭のもぐらを追い出すために立てた風車。なんとそれがもぐらには風力発電になっていた。冬が近づきこのはさんがしまい込んだ夜、もぐらが現れて、そう話す。だからまた立ててあげる。はるかさんの分も預かりたてる。お礼にクリスマスパーティに招待された。はるかさん、くるみさんと三人でクッキーを作り、くるみさんのクリスマスパンとともに土産にして参加する。お礼にとモグラマークつきのフォークをくれた。雪の下の固い地面でも簡単に掘れる。
大事にしていた指輪をなくし雪の下だと見つけられないと落ち込むこのはさん。夜中にネズミが。翌朝流しがきれいになっている。お礼にと紅白のテレビをつけたまま寝た。ネズミたちに見せてやろうと。そのお返しに指輪を探し出してくれた。
春間近な日髪が逆立つ女性が。夢を集めるのが仕事だという。夜の大気には夢が流れている。幸せな夢だけを集めて、町の寝具店へ。布団や枕に詰めるのだと。メガネに魔法をかけて幸せが見えるように。よもぎだいらの桜の木のことを聞いて見に行く。幸せな気分になる