こそあどの森シリーズ六冊目。
嵐が来るような予感がして眠れないスキッパー。彼を呼び出したのはしっぽが光り、話のできるキツネ。ついてきてほしいと言うが、躊躇してると、森の中に死にそうな子がいる。説明はあとでするから、とにかく助けてくれと。
ついていってみると、霧におおわれた中に、巨大な樹がある。根本だけでも家よりも大きく、どこまで伸びているのか見えない。その巨樹の二階辺りの高さに、縄でくくられたこどもがいる。きつねには縄がほどけず助けをもとめられた。
ひとまずその夜はスキッパーの家に。このキツネは前作でトワイエさんと知り合い、友達がほんとにほしければ、全身で呼び続けるように教えられた、あのキツネ。実際にそれをして、キツネにも友達ができた。遥か昔の世界に生える樹だと言う。その樹から助けをもとめられた。樹がキツネの世界に行くからと会ってみると、巨大な樹。
助けられた子は少女ハシバミ。両親はなく、村人に育てられた恩に報いるために、この樹に棲む竜の生け贄になることを申し出たものの、怖くなり、樹に助けを求めたということらしい。
事情を聞いた森の仲間たちは半信半疑ながらも、ハシバミにやさしくいろんな知識を教えながら、楽しい時間を持つようになる。
そんなとき作家のトワイエさんが気づいた。創成神話に出てくる世界の始めにあって、太陽や月、星、動物や人などを生んだはじまりの樹ではないかと。神話では樹に棲みついた竜をハシバミという少女が光の神の助けで退治したことになっている。
過去から逃れて幸せに暮らすハシバミは心苦しくなり、過去に戻り自分の役目を果たしたいと思う。そのために仲間たちは、当時の楽器を作り演奏し、竜を退治する剣をつくったりして協力する。樹との会話ができなくなったきつねは野生の暮らしに戻り、樹と連絡をつけようとする。そして迎えた満月の夜。樹は現れ、竜も出てきたところで、スキッパーが飛んでくる。神話に出てくる竜はもとは人。どうやらハシバミの兄らしい。退治して殺させてはならないと駆けつける。キツネは神のような振りをして、竜を説得してもとに戻し、ともに過去の世界へ戻ることになる。
今回は神話とかはじまりの樹とか、スケールの大きい話だったが、森の仲間は変わらないな。それぞれ欠点はあっても、いざとなれば協力できる、得難い仲間たち
嵐が来るような予感がして眠れないスキッパー。彼を呼び出したのはしっぽが光り、話のできるキツネ。ついてきてほしいと言うが、躊躇してると、森の中に死にそうな子がいる。説明はあとでするから、とにかく助けてくれと。
ついていってみると、霧におおわれた中に、巨大な樹がある。根本だけでも家よりも大きく、どこまで伸びているのか見えない。その巨樹の二階辺りの高さに、縄でくくられたこどもがいる。きつねには縄がほどけず助けをもとめられた。
ひとまずその夜はスキッパーの家に。このキツネは前作でトワイエさんと知り合い、友達がほんとにほしければ、全身で呼び続けるように教えられた、あのキツネ。実際にそれをして、キツネにも友達ができた。遥か昔の世界に生える樹だと言う。その樹から助けをもとめられた。樹がキツネの世界に行くからと会ってみると、巨大な樹。
助けられた子は少女ハシバミ。両親はなく、村人に育てられた恩に報いるために、この樹に棲む竜の生け贄になることを申し出たものの、怖くなり、樹に助けを求めたということらしい。
事情を聞いた森の仲間たちは半信半疑ながらも、ハシバミにやさしくいろんな知識を教えながら、楽しい時間を持つようになる。
そんなとき作家のトワイエさんが気づいた。創成神話に出てくる世界の始めにあって、太陽や月、星、動物や人などを生んだはじまりの樹ではないかと。神話では樹に棲みついた竜をハシバミという少女が光の神の助けで退治したことになっている。
過去から逃れて幸せに暮らすハシバミは心苦しくなり、過去に戻り自分の役目を果たしたいと思う。そのために仲間たちは、当時の楽器を作り演奏し、竜を退治する剣をつくったりして協力する。樹との会話ができなくなったきつねは野生の暮らしに戻り、樹と連絡をつけようとする。そして迎えた満月の夜。樹は現れ、竜も出てきたところで、スキッパーが飛んでくる。神話に出てくる竜はもとは人。どうやらハシバミの兄らしい。退治して殺させてはならないと駆けつける。キツネは神のような振りをして、竜を説得してもとに戻し、ともに過去の世界へ戻ることになる。
今回は神話とかはじまりの樹とか、スケールの大きい話だったが、森の仲間は変わらないな。それぞれ欠点はあっても、いざとなれば協力できる、得難い仲間たち