心をほんわかとさせる不思議があるファンタジー。
海辺の町、風早に中一の瑠璃は一人できた。八月半ばの日曜。この町に住む祖母のもとで、母親の妹になる叔母さんの初盆を迎えるために。両親と姉は仕事やバイトのため、ギリギリまで来られない。
前から欲しかった、書店で買ったファンタジーの単行本上下二冊が紙袋を破って落ちかけたところを、通りがかりの男性が救いとってくれる。彼はこのあたりにルリユールの工房があるはずなんだが知りませんかと聞く。司書をしてる母から、本を修復する職をそう呼ぶのは聞いていたが。どこにあるかは知らない。
祖母の営む食堂につくが誰もいない。近所のおじいさんが来て教えてくれた。孫娘が来ることで浮かれたか、階段を踏み外して、向かいの医院へ入院してると。行ってみると、元気だが身動きはできない。家族が来るまで瑠璃は祖母の家で一人待つことにする。
そして、瑠璃は犬の散歩の折りに、坂道に立つ洋館を見つけ、好奇心から中に入り込んでみた。そしてルリユールのクラウディアという女性と知り合うことになる。赤い髪と青い目をもち、そばには黒猫が七匹いて、話すこともできる。
先日会った男性がルリユールにやって来る。瑠璃が買った本の編集人とわかる。彼は昔、伯父からもらった児童書の修復と、画家だった伯父の旅先からの絵はがきを本にまとめてもらいたいという。
クラウディアの見事な技と心のほころびまでを修復することに魅せられて瑠璃は弟子入りを志願する。
他に二人の依頼人が現れ、こちらでも魔法のような不思議なやり方で彼女はルリユールする。
新盆を迎える叔母は実は瑠璃の実の母親だった。歌手として有名になったものの、海外へ一人で旅に出て、命をなくしていた。
出掛ける前に叔母は瑠璃と一緒に遊園地へ行き、共に楽しんだ。その時に、瑠璃は旅に誘われたが断った。あとで叔母が母親とわかり、断ったことが気になっていた。習ったルリユール技で亡き母のための白紙の本を作り、海に流すことで気持ちの整理ができる。
最後の方で、いきなりクラウディアが実は魔女であり、幽霊でもあるという展開や魔神が出たりと、少し戸惑う。そんな種明かしするより、魔女らしいということで、もっと多くのルリユールやそれにまつわるドラマを聞きたかった。
海辺の町、風早に中一の瑠璃は一人できた。八月半ばの日曜。この町に住む祖母のもとで、母親の妹になる叔母さんの初盆を迎えるために。両親と姉は仕事やバイトのため、ギリギリまで来られない。
前から欲しかった、書店で買ったファンタジーの単行本上下二冊が紙袋を破って落ちかけたところを、通りがかりの男性が救いとってくれる。彼はこのあたりにルリユールの工房があるはずなんだが知りませんかと聞く。司書をしてる母から、本を修復する職をそう呼ぶのは聞いていたが。どこにあるかは知らない。
祖母の営む食堂につくが誰もいない。近所のおじいさんが来て教えてくれた。孫娘が来ることで浮かれたか、階段を踏み外して、向かいの医院へ入院してると。行ってみると、元気だが身動きはできない。家族が来るまで瑠璃は祖母の家で一人待つことにする。
そして、瑠璃は犬の散歩の折りに、坂道に立つ洋館を見つけ、好奇心から中に入り込んでみた。そしてルリユールのクラウディアという女性と知り合うことになる。赤い髪と青い目をもち、そばには黒猫が七匹いて、話すこともできる。
先日会った男性がルリユールにやって来る。瑠璃が買った本の編集人とわかる。彼は昔、伯父からもらった児童書の修復と、画家だった伯父の旅先からの絵はがきを本にまとめてもらいたいという。
クラウディアの見事な技と心のほころびまでを修復することに魅せられて瑠璃は弟子入りを志願する。
他に二人の依頼人が現れ、こちらでも魔法のような不思議なやり方で彼女はルリユールする。
新盆を迎える叔母は実は瑠璃の実の母親だった。歌手として有名になったものの、海外へ一人で旅に出て、命をなくしていた。
出掛ける前に叔母は瑠璃と一緒に遊園地へ行き、共に楽しんだ。その時に、瑠璃は旅に誘われたが断った。あとで叔母が母親とわかり、断ったことが気になっていた。習ったルリユール技で亡き母のための白紙の本を作り、海に流すことで気持ちの整理ができる。
最後の方で、いきなりクラウディアが実は魔女であり、幽霊でもあるという展開や魔神が出たりと、少し戸惑う。そんな種明かしするより、魔女らしいということで、もっと多くのルリユールやそれにまつわるドラマを聞きたかった。