魔法使いの黒ばらさんは本物の二級魔法使い。百五十歳。仕事場にしている駅ビルの部屋の看板にもそう名乗っているものの、世間では占い師か人生相談のおばさんと思い、それなりに繁盛し、マスコミにも出ている。
黒バラさんができる魔法は変身と飛行の二つなんだが、忙しい仕事にかまけてなまけていたせいか、最近はそれらもなかなかうまくでくなくなった。
前作で黒バラさんが見いだした魔法使いの才能がある少年を、彼女が学んだヨーロッパの魔法学校に送り出した。
今回のきっかけは、その少年秀之君のお父さんの突然の訪問だった。月に一度か二度は連絡があったのに、一月あまり音沙汰がない。何かあったのかと心配してる。黒ばらさんもテレパシーで何度かやり取りしていたのに、最近は忘れていた。
学校との連絡がとれないことから、行くしかないと、黒ばらさんはヨーロッパまで行くことにした。お供はいつも騒がしい黒ガラス。そのままでは飛行機に乗れないと、ぬいぐるみに変えようとしたが、失敗してハエに。
駅を降り、山道の先に学校がある。でも何か様子が変。飛行機に乗るために変身させようとして、歯ブラシになった魔法の杖とハエを元に戻そうとしたら、スコップとやもり。また失敗。気を取り直して空を飛び、門柱のようなナナカマドの木の間を通ると、景色が変わった。学校があった場所は遺跡あとになっている。
どうやら時空の違う世界へ飛び込んだらしい。妖精たちがいる過去の世界へ入り込んだようで、ヒデ君の姿もない。昔馴染みの十三番目の魔女を訪ねようとした黒ばらさんは、その魔女が呼ばれない王女の誕生会で呪いをかける現場に出くわす。しかも現れた妖精とダンスをするはめに。相手の若者は何も言わないが秀くんみたいだし、ダンスのあとには、ボケッとに彼に贈った手鏡が入っている。
秀くんの失踪には妖精が関わっているらしい。昔馴染みのノームを訪ね、黒バラさんが名付け親になった息子スキデンユキデンを共に、妖精王の世界に乗り込むことにする。
妖精王の王子が見初めた少女、彼女と相思相愛になった秀くんが、妖精女王と交わした契約。次第に事情が明らかになっていき、ついに妖精王の地下宮殿での結婚式で、すべてが解決する。
魔法は一流でないが黒バラさんが素敵なおばさんで、面白くていいな
黒バラさんができる魔法は変身と飛行の二つなんだが、忙しい仕事にかまけてなまけていたせいか、最近はそれらもなかなかうまくでくなくなった。
前作で黒バラさんが見いだした魔法使いの才能がある少年を、彼女が学んだヨーロッパの魔法学校に送り出した。
今回のきっかけは、その少年秀之君のお父さんの突然の訪問だった。月に一度か二度は連絡があったのに、一月あまり音沙汰がない。何かあったのかと心配してる。黒ばらさんもテレパシーで何度かやり取りしていたのに、最近は忘れていた。
学校との連絡がとれないことから、行くしかないと、黒ばらさんはヨーロッパまで行くことにした。お供はいつも騒がしい黒ガラス。そのままでは飛行機に乗れないと、ぬいぐるみに変えようとしたが、失敗してハエに。
駅を降り、山道の先に学校がある。でも何か様子が変。飛行機に乗るために変身させようとして、歯ブラシになった魔法の杖とハエを元に戻そうとしたら、スコップとやもり。また失敗。気を取り直して空を飛び、門柱のようなナナカマドの木の間を通ると、景色が変わった。学校があった場所は遺跡あとになっている。
どうやら時空の違う世界へ飛び込んだらしい。妖精たちがいる過去の世界へ入り込んだようで、ヒデ君の姿もない。昔馴染みの十三番目の魔女を訪ねようとした黒ばらさんは、その魔女が呼ばれない王女の誕生会で呪いをかける現場に出くわす。しかも現れた妖精とダンスをするはめに。相手の若者は何も言わないが秀くんみたいだし、ダンスのあとには、ボケッとに彼に贈った手鏡が入っている。
秀くんの失踪には妖精が関わっているらしい。昔馴染みのノームを訪ね、黒バラさんが名付け親になった息子スキデンユキデンを共に、妖精王の世界に乗り込むことにする。
妖精王の王子が見初めた少女、彼女と相思相愛になった秀くんが、妖精女王と交わした契約。次第に事情が明らかになっていき、ついに妖精王の地下宮殿での結婚式で、すべてが解決する。
魔法は一流でないが黒バラさんが素敵なおばさんで、面白くていいな