久しぶりの佐伯時代小説。吉原裏同心シリーズの新刊。読み出したら止まらない。一気に読了したものの、今回は後味が悪い。つまらなかったのではなく、事件が解決してスッキリできなかったため。次回の作品にあとを引く終わり方だった。
今回の作品で扱われた吉原ゆかりの事件は三つかな。目次では五章になってるが。
最初の事件は馴染みの女髪結いおりゅうの妹おきちのかどわかし。のんびりしていて童顔のおきちがストーカーに付きまとわれていると言う相談から、誘拐と、無事取り戻すまでの活躍を描いている。主人公に協力するのは前作だったかに知り合った敏腕な町方同心。かどわかし一味がアヘンの売買や幼い少女を人身御供にしていた。
次の事件は吉原内の裏茶屋での殺人事件。男芸者崩れの遊び人が、小金を持つ年上の女と遊び、金を貢がせていた。そのいさかいで殺人を犯したらしい。溜め込んだ金惜しさに舞い戻るのを待っていた番方の仙右衛門の粘りで、捕まえる。
そして最後の事件が、現在の吉原を支える両輪と言える三浦屋四郎左衛門と吉原会所の四郎兵衛を蹴落とそうとする若い名主の陰謀。しかも背後には幕府高官の後ろ楯があるようで、前作の事件からあとを引くような臭いがする。吉原は華やかなようで、危うい存在でもあるのだと、改めて思い出される。
四郎兵衛は無事取り戻すことができたものの、背後の存在に関しては触れないまま終わった今作。次作はなんと六月にでると案内がある。わずか二ヶ月で次作が出るなんて、やはり続きがあるんだろうなと思わせて、心配やら期待やらで落ち着かない。だから後味が今一つすっきりしない。磐根シリーズだと同時に二巻とか連続した月に二巻出たりと、よりすぐに読めるが。
何にせよ、待つしかないな。来月には鎌倉河岸シリーズの新刊、六月に裏同心、七月に磐根と新刊が続く。しばらく読んでなくて、もうやめようかとも思っていたが、こうなるとやはり終わるまでは読んでみたくなる。
佐伯さんに出会ったのは、すでに完結した密命シリーズだったが、完結してしまうと、再読する時間などあまりない。そのうち持っている本も処分した方がいいか、なんて思ったりもしているが、今だ決断はできないな。
佐伯さんは私より十歳年上。まだまだ頑張って書いてもらい、私の好きなシリーズだけでも完結させてもらいたいな
今回の作品で扱われた吉原ゆかりの事件は三つかな。目次では五章になってるが。
最初の事件は馴染みの女髪結いおりゅうの妹おきちのかどわかし。のんびりしていて童顔のおきちがストーカーに付きまとわれていると言う相談から、誘拐と、無事取り戻すまでの活躍を描いている。主人公に協力するのは前作だったかに知り合った敏腕な町方同心。かどわかし一味がアヘンの売買や幼い少女を人身御供にしていた。
次の事件は吉原内の裏茶屋での殺人事件。男芸者崩れの遊び人が、小金を持つ年上の女と遊び、金を貢がせていた。そのいさかいで殺人を犯したらしい。溜め込んだ金惜しさに舞い戻るのを待っていた番方の仙右衛門の粘りで、捕まえる。
そして最後の事件が、現在の吉原を支える両輪と言える三浦屋四郎左衛門と吉原会所の四郎兵衛を蹴落とそうとする若い名主の陰謀。しかも背後には幕府高官の後ろ楯があるようで、前作の事件からあとを引くような臭いがする。吉原は華やかなようで、危うい存在でもあるのだと、改めて思い出される。
四郎兵衛は無事取り戻すことができたものの、背後の存在に関しては触れないまま終わった今作。次作はなんと六月にでると案内がある。わずか二ヶ月で次作が出るなんて、やはり続きがあるんだろうなと思わせて、心配やら期待やらで落ち着かない。だから後味が今一つすっきりしない。磐根シリーズだと同時に二巻とか連続した月に二巻出たりと、よりすぐに読めるが。
何にせよ、待つしかないな。来月には鎌倉河岸シリーズの新刊、六月に裏同心、七月に磐根と新刊が続く。しばらく読んでなくて、もうやめようかとも思っていたが、こうなるとやはり終わるまでは読んでみたくなる。
佐伯さんに出会ったのは、すでに完結した密命シリーズだったが、完結してしまうと、再読する時間などあまりない。そのうち持っている本も処分した方がいいか、なんて思ったりもしているが、今だ決断はできないな。
佐伯さんは私より十歳年上。まだまだ頑張って書いてもらい、私の好きなシリーズだけでも完結させてもらいたいな