主人公は六年生のシゲル。幼い頃に母親が亡くなり、困った父は学生時代に住んでいた早稲田の下宿屋九月館に移った。下宿を切り盛りするのはすずさんというおばあさん。
その後、家具職人の父親が退職させられ、故郷へ職探しに行ったため、シゲルは九月館で独り暮らし。食事と洗濯はすずさんがしてくれる。
昔ながらの下宿で、いるのはシゲルのほかは三人だけ。図書館司書の栗田さん、絵本の出版をしてる坂井さん、建築学科の大学生五十嵐さん。
シゲルのクラスメイトで仲良しの哲と雄治。クラスの女の子が心霊写真で盛り上がっているのを雄治が冷やかしたことがもとで、三人は深夜近所の寺まで行き、証拠写真をとってくることになる。
無事終わった直後に三人は声をかけられてびっくり。小槻二郎と名乗る青年は九月館を探しているという。ならばとシゲルはその夜自分の部屋に泊めてあげる。
九月館はすずの父親がこの土地を買い取って始めた下宿屋。おおきなケヤキの樹が切り倒されそうになるのを惜しんで買い取った。命を助けられたケヤキの樹は人の姿に変身して、下宿人一郎になり、幼いすずのお兄さんのような存在だった。
一郎の孫だと名乗る二郎をすずは懐かしがり、手厚く世話する。
そんな二郎からシゲルは不思議な話を聞く。昔神田川には水神の龍がいた。その卵を残した龍は卵に力を与える雷の玉をのちに地上に落とした。しかし龍のすみかが埋め立てられ、二つの玉は地下で眠っていたが、龍だけは幸い天に昇ることができた。雷の玉を龍が手にしないままある年月を越えると、付近の住民に災いをもたらす。昔、龍に頼まれた雷の玉を探しにケヤキの精たる二郎は来たのだと。期限はこの年末。もう10日もない。
二郎の話に半信半疑ながらシゲルたち三人は、雷の玉を探すべく、付近の歴史や言い伝え、納めてあったという寺を探して駆け回る。専門家に話を聞いたり、図書館で古い書籍を見たり、付近の寺や神社で聞き込みをしたり。
そして諦めかけていた大晦日の日、なんと探してる玉をすずさんが父の形見として秘蔵してることがわかる。シゲルの作ったほこらに納め、庭に安置すると、突然雷が落ち、燃え上がる。消してみると玉は消えていた。無事に龍が取り戻したのか。
一陽来復というように、シゲルの回りでも、こじれていた親子関係などがよくなったように思える正月を迎える。
特別感動するわけでもないが、心暖まる話かな。
その後、家具職人の父親が退職させられ、故郷へ職探しに行ったため、シゲルは九月館で独り暮らし。食事と洗濯はすずさんがしてくれる。
昔ながらの下宿で、いるのはシゲルのほかは三人だけ。図書館司書の栗田さん、絵本の出版をしてる坂井さん、建築学科の大学生五十嵐さん。
シゲルのクラスメイトで仲良しの哲と雄治。クラスの女の子が心霊写真で盛り上がっているのを雄治が冷やかしたことがもとで、三人は深夜近所の寺まで行き、証拠写真をとってくることになる。
無事終わった直後に三人は声をかけられてびっくり。小槻二郎と名乗る青年は九月館を探しているという。ならばとシゲルはその夜自分の部屋に泊めてあげる。
九月館はすずの父親がこの土地を買い取って始めた下宿屋。おおきなケヤキの樹が切り倒されそうになるのを惜しんで買い取った。命を助けられたケヤキの樹は人の姿に変身して、下宿人一郎になり、幼いすずのお兄さんのような存在だった。
一郎の孫だと名乗る二郎をすずは懐かしがり、手厚く世話する。
そんな二郎からシゲルは不思議な話を聞く。昔神田川には水神の龍がいた。その卵を残した龍は卵に力を与える雷の玉をのちに地上に落とした。しかし龍のすみかが埋め立てられ、二つの玉は地下で眠っていたが、龍だけは幸い天に昇ることができた。雷の玉を龍が手にしないままある年月を越えると、付近の住民に災いをもたらす。昔、龍に頼まれた雷の玉を探しにケヤキの精たる二郎は来たのだと。期限はこの年末。もう10日もない。
二郎の話に半信半疑ながらシゲルたち三人は、雷の玉を探すべく、付近の歴史や言い伝え、納めてあったという寺を探して駆け回る。専門家に話を聞いたり、図書館で古い書籍を見たり、付近の寺や神社で聞き込みをしたり。
そして諦めかけていた大晦日の日、なんと探してる玉をすずさんが父の形見として秘蔵してることがわかる。シゲルの作ったほこらに納め、庭に安置すると、突然雷が落ち、燃え上がる。消してみると玉は消えていた。無事に龍が取り戻したのか。
一陽来復というように、シゲルの回りでも、こじれていた親子関係などがよくなったように思える正月を迎える。
特別感動するわけでもないが、心暖まる話かな。