静かだが心にしみるようなファンタジー。
ロサンゼルスに暮らす13歳のジョーイ。成績もよくないし友達もいない。でも音楽好き。学校帰りにはパバス楽器店により、ギリシア人の店主とおしゃべりしたり、店の掃除をしたり、時に音楽を演奏する。ある日、食事に出掛けるパパスさんに店番を頼まれる。そこへ現れたきれいで、身ごなしもスマートな少年。懐から取り出した角笛。これを売りたいという。彼が演奏すると、この世のものとも思えない妙なる調べで心が癒されるよう。折しも戻ったパパスさんもとりこになった。値段を聞くと、黄金がほしいという。どこでも通用するから。溜め込んだ金貨をパパスさんが持ち出しても足りないといい、店を去る少年インディゴ。彼はユニコーンで自分の角を売るつもりだった。
その後、あの音楽が聞こえるようになり、ある夜ジョーイは家を抜け出して、音楽のもとを探求に出掛けて、境を越えてしまう。
気づかずに越えた世界は、いわば幻想界ともいえるシェイラ。そこには多くのユニコーンがおり、見かけは若いが世紀で数えるほどの長命。
ユニコーンたちは出身別に三種族いるが、誰にも受け入れられ、ジョーイはいつかその世界を楽しむようになる。何度か二つの世界を行き来していたジョーイは境が次第に移動し始めたことが気になる。
老人ホームの祖母を訪ね、散歩に外出した二人はシェイラに踏み込むが、祖母には違和感がなく、彼らとも親しくする。
長老のユニコーンたちは眼病で盲目だった。祖母は昔黄金で眼病薬をつくったことを思いだし、インディゴにパパスさんの金を得ることを頼む。
自分の角を手放すことで、インディゴは望み通り人間界に住むことはできるが戻ることができなくなる。彼はそれを受け入れて黄金が祖母のもとに。それと薬草を煮詰めてできた軟膏によりユニコーンの眼は治る。
祖母は死を待つだけのホームに戻ることを拒み、シェイラに残るという。一人戻るジョーイは境の移動で、いつまた来られるか不安ながら、戻ってくる。ユニコーンたちから生まれる音楽が頭から溢れてくる。それを書き留め演奏して、この世界の人に聞かせてやる。角を失ったインディゴも探さないと。シェイラはどこかにある。
ロサンゼルスに暮らす13歳のジョーイ。成績もよくないし友達もいない。でも音楽好き。学校帰りにはパバス楽器店により、ギリシア人の店主とおしゃべりしたり、店の掃除をしたり、時に音楽を演奏する。ある日、食事に出掛けるパパスさんに店番を頼まれる。そこへ現れたきれいで、身ごなしもスマートな少年。懐から取り出した角笛。これを売りたいという。彼が演奏すると、この世のものとも思えない妙なる調べで心が癒されるよう。折しも戻ったパパスさんもとりこになった。値段を聞くと、黄金がほしいという。どこでも通用するから。溜め込んだ金貨をパパスさんが持ち出しても足りないといい、店を去る少年インディゴ。彼はユニコーンで自分の角を売るつもりだった。
その後、あの音楽が聞こえるようになり、ある夜ジョーイは家を抜け出して、音楽のもとを探求に出掛けて、境を越えてしまう。
気づかずに越えた世界は、いわば幻想界ともいえるシェイラ。そこには多くのユニコーンがおり、見かけは若いが世紀で数えるほどの長命。
ユニコーンたちは出身別に三種族いるが、誰にも受け入れられ、ジョーイはいつかその世界を楽しむようになる。何度か二つの世界を行き来していたジョーイは境が次第に移動し始めたことが気になる。
老人ホームの祖母を訪ね、散歩に外出した二人はシェイラに踏み込むが、祖母には違和感がなく、彼らとも親しくする。
長老のユニコーンたちは眼病で盲目だった。祖母は昔黄金で眼病薬をつくったことを思いだし、インディゴにパパスさんの金を得ることを頼む。
自分の角を手放すことで、インディゴは望み通り人間界に住むことはできるが戻ることができなくなる。彼はそれを受け入れて黄金が祖母のもとに。それと薬草を煮詰めてできた軟膏によりユニコーンの眼は治る。
祖母は死を待つだけのホームに戻ることを拒み、シェイラに残るという。一人戻るジョーイは境の移動で、いつまた来られるか不安ながら、戻ってくる。ユニコーンたちから生まれる音楽が頭から溢れてくる。それを書き留め演奏して、この世界の人に聞かせてやる。角を失ったインディゴも探さないと。シェイラはどこかにある。