イギリスのファンタジー作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの円熟期の大作。翻訳で本文だけで 491頁。
なんとか最後まで目を通したものの、わかりづらい作品だ。一度目を通したくらいではダメかもしれない。ラストに登場人物たちの真の姿が明らかになって、ようやく概略がつかめるような。その後で再読すれば、もっと楽しめるのかもしれない。
話の始まりはSFぽい。大銀河の中心にいる宇宙全体を支配するレイナー一族。その代表を務める五人の男女のレイナー。さらに各宙域には下部の監督官がいる。発端は遥か辺境の地球からもたらされた報告だった。ロンドン郊外の村にあるヘックスウッド農場に昔から設置されていたある機械装置が、身元不詳の新人により遊びのために起動され、止め方がわからないという。
その装置を使えば夢が現実になる。装置にレイナー一族の紋章がついていることから、監督官は調査のために地球へ。さらに次々とレイナーたちもが地球に向かったものの、消息がわからなくなる。最後にはレイナー一族の富のもとである地球から送られてくる貴重な資源が枯渇してきたことで、残った二人のレイナーまでも地球に赴くことになる。
一方地球では、農場近くにすむ少女アンが、隣接する森で、コンテナのようなものを見つけ、開けてみた。中から現れたのが魔法使いのモーディオン。
さらに森を徘徊する少年ヒュームは人型ロボットのヤムを見つける。
アンはまた時々想像上の四人の人物と会話していた。王様、少年、囚人、奴隷。彼らはアンをガール・チャイルドと呼ぶ。
装置の働きにより、時空が変化し、その地場内では何度も設定の異なるドラマが繰り返されていく。だから読むたびに、アンやモーディオンらの設定や時間の前後関係が違っていて、読んでいて戸惑ってばかり。しかもアンが住むのは20世紀なのに、森のなかに湖が現れて、中世の城や騎士、ドラゴンまで登場というファンタジーに変わったりと、ざっと読んだだけではわかりづらい。調査のために訪れたレイナーまでもいつか同じ働きに巻き込まれている。しかも反レイナー派の人たちまでが、呼び寄せられていて。
悪巧みで地位を保つレイナーたちを追放し、新たに任命するという装置の真の目的のために集められたことがわかる。そして登場人物たちの本当の姿がわかる。
最後の方では楽しめたが、はじめはさっぱりわからなかった。レイナーなんて必要かな?
なんとか最後まで目を通したものの、わかりづらい作品だ。一度目を通したくらいではダメかもしれない。ラストに登場人物たちの真の姿が明らかになって、ようやく概略がつかめるような。その後で再読すれば、もっと楽しめるのかもしれない。
話の始まりはSFぽい。大銀河の中心にいる宇宙全体を支配するレイナー一族。その代表を務める五人の男女のレイナー。さらに各宙域には下部の監督官がいる。発端は遥か辺境の地球からもたらされた報告だった。ロンドン郊外の村にあるヘックスウッド農場に昔から設置されていたある機械装置が、身元不詳の新人により遊びのために起動され、止め方がわからないという。
その装置を使えば夢が現実になる。装置にレイナー一族の紋章がついていることから、監督官は調査のために地球へ。さらに次々とレイナーたちもが地球に向かったものの、消息がわからなくなる。最後にはレイナー一族の富のもとである地球から送られてくる貴重な資源が枯渇してきたことで、残った二人のレイナーまでも地球に赴くことになる。
一方地球では、農場近くにすむ少女アンが、隣接する森で、コンテナのようなものを見つけ、開けてみた。中から現れたのが魔法使いのモーディオン。
さらに森を徘徊する少年ヒュームは人型ロボットのヤムを見つける。
アンはまた時々想像上の四人の人物と会話していた。王様、少年、囚人、奴隷。彼らはアンをガール・チャイルドと呼ぶ。
装置の働きにより、時空が変化し、その地場内では何度も設定の異なるドラマが繰り返されていく。だから読むたびに、アンやモーディオンらの設定や時間の前後関係が違っていて、読んでいて戸惑ってばかり。しかもアンが住むのは20世紀なのに、森のなかに湖が現れて、中世の城や騎士、ドラゴンまで登場というファンタジーに変わったりと、ざっと読んだだけではわかりづらい。調査のために訪れたレイナーまでもいつか同じ働きに巻き込まれている。しかも反レイナー派の人たちまでが、呼び寄せられていて。
悪巧みで地位を保つレイナーたちを追放し、新たに任命するという装置の真の目的のために集められたことがわかる。そして登場人物たちの本当の姿がわかる。
最後の方では楽しめたが、はじめはさっぱりわからなかった。レイナーなんて必要かな?