タイトルから以前から気になっていたものの、読み終えてみると、なんと表現したらいいのか戸惑う。
主人公が中学一年生ということから、ヤングアダルトかと思っていたし、魔法なんて言うからファンタジーぽいものかもしれないと思っていたのだが。
純文学の一種といった方がいいのかもしれない。事実早稲田出身で、雑誌「群像」の新人賞をとっているし、芥川賞の候補にも上がっている作家。主人公が中学生ではあるが、その行動は今時のヤングっぽい観念にふりまわされたもののようで、あまりわからないし、第一楽しくなかった。
亡き祖父が昔ヨーロッパ旅行をした話を聞いたとき、僕に土産はないと聞くと、最初は驚いた祖父。孫もいない頃の旅行に土産があるはずもない。しかし、祖父は一冊の皮張り表紙のノートと万年筆をくれた。そのことを忘れていた主人公がある日、それらを部屋で見つけ、思い出したことから始まる。
彼は自分独自の印を作り、持ち物につけていた。インク切れで長年使われていない土産の万年筆でノートに印を書いてみる。インクがないはずなのに、うっすらと印が浮かび上がる。魔法のようだ。
でも魔法って何だ?手近の辞書では同義反復でよくわからない。ということで、図書館へ行き、関連書籍を漁り、魔法についての記事がある部分に付箋をつけ、帰る前にコピーをとる。借りたのは本全体に関連記事があるエリアーデのオカルト事典。のちには古本屋で探して購入する。
ノートに、独学魔法ノートと書き付けて、ひとり魔法について考察を始める。呪文。魔法と超能力の違い。呪文は勝手に使えるのか?でたらめに唱えた言葉が呪文になることはあり得るのか?街角にたたずみ、聞きなれてない外国語の会話を聞いて、その一節でも真似して、意味ある言葉にできるか?そんな実験していたことから、ふしぎな男と知り合う。のちに薬大の学生とわかる青年と奇妙な友だち付き合いを始め、最後には青年はバイト先で事故死して、付き合いは唐突に終わり、ラストでは呪文のことでおかしな質問をしたクラスメイトと友だちになる。
なんとも理解に苦しむ話で、何を語りたかったのか?
彼の姉妹とか、図書館の司書のお姉さんとか、興味深い脇役はいても最初に出たきりで終わり。私には理解できない作品だった。
主人公が中学一年生ということから、ヤングアダルトかと思っていたし、魔法なんて言うからファンタジーぽいものかもしれないと思っていたのだが。
純文学の一種といった方がいいのかもしれない。事実早稲田出身で、雑誌「群像」の新人賞をとっているし、芥川賞の候補にも上がっている作家。主人公が中学生ではあるが、その行動は今時のヤングっぽい観念にふりまわされたもののようで、あまりわからないし、第一楽しくなかった。
亡き祖父が昔ヨーロッパ旅行をした話を聞いたとき、僕に土産はないと聞くと、最初は驚いた祖父。孫もいない頃の旅行に土産があるはずもない。しかし、祖父は一冊の皮張り表紙のノートと万年筆をくれた。そのことを忘れていた主人公がある日、それらを部屋で見つけ、思い出したことから始まる。
彼は自分独自の印を作り、持ち物につけていた。インク切れで長年使われていない土産の万年筆でノートに印を書いてみる。インクがないはずなのに、うっすらと印が浮かび上がる。魔法のようだ。
でも魔法って何だ?手近の辞書では同義反復でよくわからない。ということで、図書館へ行き、関連書籍を漁り、魔法についての記事がある部分に付箋をつけ、帰る前にコピーをとる。借りたのは本全体に関連記事があるエリアーデのオカルト事典。のちには古本屋で探して購入する。
ノートに、独学魔法ノートと書き付けて、ひとり魔法について考察を始める。呪文。魔法と超能力の違い。呪文は勝手に使えるのか?でたらめに唱えた言葉が呪文になることはあり得るのか?街角にたたずみ、聞きなれてない外国語の会話を聞いて、その一節でも真似して、意味ある言葉にできるか?そんな実験していたことから、ふしぎな男と知り合う。のちに薬大の学生とわかる青年と奇妙な友だち付き合いを始め、最後には青年はバイト先で事故死して、付き合いは唐突に終わり、ラストでは呪文のことでおかしな質問をしたクラスメイトと友だちになる。
なんとも理解に苦しむ話で、何を語りたかったのか?
彼の姉妹とか、図書館の司書のお姉さんとか、興味深い脇役はいても最初に出たきりで終わり。私には理解できない作品だった。