ハウルの動く城第一巻となる作品。

どうにか最後まで目は通したものの、どんな話だったか説明がしにくいな。何かいろんな人物が事柄が錯綜していて、しかも各人の言うことが必ずしも素直に受け取らない方がいいようで。

魔法が存在する国インガリー。帽子屋のハッター家には三人姉妹がいる。長女ソフィーと次女レティーは先妻の娘。後妻ファニーの娘が三女マーサ。裕福な家庭でのびのび育った三姉妹だったが、父親の死後に借金が発覚し、新たな生活をすることに。次女は魔女のもとへ、三女は近所のパン屋に落ち着くが、長女は母と共に帽子屋を続けることに。

その長女ソフィーが荒れ地の魔女の呪いにより、老婆に変身されてしまう。家出した彼女が向かったのは、空中を移動する城に住む若い魔法使いハウルの城。そこで強引に掃除婦として住み込み、元に戻る方法を得ようとする。

ハウルの城には弟子のマイケルの他に、カルシファーと言う火の悪魔がいて、どうやらハウルに魔力を提供している。

またハウルの城の入り口は、いくつかの別の世界にも通じているようで、その中にはハウルの故郷ウェールズもあり、そこには姉夫婦とその子供たちがいる。

インガリー国王の弟ジャスティン王子が荒れ地の魔女により行方不明になっていて、王室の魔法使いサリマンまでも捜索に出たまま行方不明。

さらに荒れ地の魔女により、様々な犬に変身する犬人間とか、かかしとか、奇妙な人物も出てくるし、ハウルやサリマンの魔法の先生ペンステモン夫人など、様々な人物が出てきて、話の進みがなかなかわかりづらかった。荒れ地の魔女はどうやらハウルを狙っているようだが、ハウルはまともに立ち会わないで逃げ腰に見える。実はカルシファーと契約を結んでいて、ハウルの心臓はカルシファーが持っているらしく、ハウルは魔法が完全には仕えない状態だったらしい。

ソフィーがカルシファーの体内からハウルの心臓を取りだし、ハウルの体に戻したことにより、荒れ地の魔女が退治され、彼女の魔力の元になっていた、火の悪魔アンゴリアンをもハウルが握りつぶすことで大団円を迎える。

ソフィーももとの姿に戻り、ハウルといい仲になる。口では非難めいたことばかり言っていたのに、いつからか恋をしていたらしい。
よくわからなかったものの、結構楽しめた。
あとがきによれば、この話は昔話の約束ごとを守っているようで、実は裏をかいた意外性が魅力だとか