今は、高橋直樹さんの『悪党重源』を読み始めた。この際、仏教に関わる人物を続きに読んでしまおうかと。
良寛は息切れして、最後まで読めなかった。なんか著者が言うほど良寛に魅力を覚えないといった方がいいか。
今まであまり知られていなかった良寛の姿も垣間見たような気もするが、必ずしもそれが素晴らしいことだとは著者ほど感じられない。
禅僧として出家し、瀬戸内海に面した玉島の円通寺にて、禅堂で修行。道元の正法眼蔵に出会い、目を開かされたという。それにより模範生の彼に転機が起こり、以後放浪を始める。実は私はこの時代の彼について詳しく知りたいと思っていた。道元をどれ程理解していたのか。しかし、あいにくと資料が残っていない。放浪生活を終えて故郷に戻ってから作られた漢詩で述べていることから、想像する他はない。
良寛の生きた時代は江戸時代の後期、九代将軍の頃、当時は彼が感激した道元を開祖とする曹洞宗では、永平寺と総持寺が争っていて、世俗的な権力争いに良寛は批判的であった。そうしたこともあり、彼は正法眼蔵を手にして、禅堂を去り、放浪生活に出る。二十年近い放浪で、彼が何をし、何を思ったかは明らかにはなっていない。その後に書かれた詩などから類推するしかない。
著者は様々な詩や良寛が書き残した文章から良寛の思いを鮮やかにしているようだが、私には今一つ分かりにくい気がして、次第に良寛への思いが冷めてきて、最後まで読みきることが苦痛に思えたので、最後の二章は読めなかった。
今はこれでやめておく。
良寛は息切れして、最後まで読めなかった。なんか著者が言うほど良寛に魅力を覚えないといった方がいいか。
今まであまり知られていなかった良寛の姿も垣間見たような気もするが、必ずしもそれが素晴らしいことだとは著者ほど感じられない。
禅僧として出家し、瀬戸内海に面した玉島の円通寺にて、禅堂で修行。道元の正法眼蔵に出会い、目を開かされたという。それにより模範生の彼に転機が起こり、以後放浪を始める。実は私はこの時代の彼について詳しく知りたいと思っていた。道元をどれ程理解していたのか。しかし、あいにくと資料が残っていない。放浪生活を終えて故郷に戻ってから作られた漢詩で述べていることから、想像する他はない。
良寛の生きた時代は江戸時代の後期、九代将軍の頃、当時は彼が感激した道元を開祖とする曹洞宗では、永平寺と総持寺が争っていて、世俗的な権力争いに良寛は批判的であった。そうしたこともあり、彼は正法眼蔵を手にして、禅堂を去り、放浪生活に出る。二十年近い放浪で、彼が何をし、何を思ったかは明らかにはなっていない。その後に書かれた詩などから類推するしかない。
著者は様々な詩や良寛が書き残した文章から良寛の思いを鮮やかにしているようだが、私には今一つ分かりにくい気がして、次第に良寛への思いが冷めてきて、最後まで読みきることが苦痛に思えたので、最後の二章は読めなかった。
今はこれでやめておく。