カバー見返しの文章にホラーミステリーとあるが、多少違和感を覚えていたし、目次に並ぶ中華料理の漢字四文字の料理名?に、グルメの話かと思い、前から気になっていた作品。読み終わって、確かにホラーだった。しかも私が苦手な類いのホラー。知ってたらたぶん読まなかったかも。後の祭りだが
主人公折原は名簿屋といわれる会社に勤め、次々と仕入れられてくる様々な名簿をパソコンに入力するのが仕事。最初の場面では、出前されてきた料理がチャーハとわかり、断っている。先輩の美也子が勝手に注文したが、折原はそれが食べられない。なにか悪い記憶に結び付いているのか?
部屋の書棚ばかりでなく、机の上にも雑然と積み上げられた名簿の山。ある日その山の下からから見慣れない冊子が出てくる。コピーされた紙を綴じただけで、タイトルなどもなく、何の名簿かわからない。なかには十四人の顔写真と名前、年齢と住所が日付けをつけて記されている。誰もが引っ越しを繰り返している。ならば不動産関係から流失した名簿かと思えば、顔写真のあるのが不自然。なかを見ていたら、見慣れた名前がある。折原自身の名前。住所もあっている。何で俺の名前が?こんな仕事してると名簿にのせられて、密かに取引されていることが気にならなくなる。しかし自分の名前だとやはり気になる。
帰宅後テレビのニュースを見ると、最近続いている殺人事件の報道。被害者の名前に覚えがある。見てみると、あの名簿に載っている。しかも四人すべてが。だとすると俺も殺されるのか?警察に届けようとする折原を止めたのは先輩美也子。非合法な仕事してるから藪蛇になると。かわりに一緒に調査してくれるという。そして名簿に載る人物を訪ねて話を聞き始めるが…。
彼の話と交互に、遠藤という優等生の児童の話、犯人と思われる男の独白の話が挟まれる構成になっている。
やがて話は二転三転、次第に怖くなってくる。宇宙人なら笑って無視できるが、カリバリズムというか人肉を食べる話とか、自分の指を切り落として、料理して人に食べさせる話になると、怖いというよりえげつない。ついつい目をそらしたくなる。後半の展開や結末部の種明かしは、唐突の感が否めないし、あまり頭に入らない。
記憶の実験とか、人体実験なども単にホラーでは済まない感じで、全体に恐怖を覚える点では確かにホラーミステリーといっても確かだが。お化けや幽霊ならまだ許容できても、この手の恐怖は好きではない。
主人公折原は名簿屋といわれる会社に勤め、次々と仕入れられてくる様々な名簿をパソコンに入力するのが仕事。最初の場面では、出前されてきた料理がチャーハとわかり、断っている。先輩の美也子が勝手に注文したが、折原はそれが食べられない。なにか悪い記憶に結び付いているのか?
部屋の書棚ばかりでなく、机の上にも雑然と積み上げられた名簿の山。ある日その山の下からから見慣れない冊子が出てくる。コピーされた紙を綴じただけで、タイトルなどもなく、何の名簿かわからない。なかには十四人の顔写真と名前、年齢と住所が日付けをつけて記されている。誰もが引っ越しを繰り返している。ならば不動産関係から流失した名簿かと思えば、顔写真のあるのが不自然。なかを見ていたら、見慣れた名前がある。折原自身の名前。住所もあっている。何で俺の名前が?こんな仕事してると名簿にのせられて、密かに取引されていることが気にならなくなる。しかし自分の名前だとやはり気になる。
帰宅後テレビのニュースを見ると、最近続いている殺人事件の報道。被害者の名前に覚えがある。見てみると、あの名簿に載っている。しかも四人すべてが。だとすると俺も殺されるのか?警察に届けようとする折原を止めたのは先輩美也子。非合法な仕事してるから藪蛇になると。かわりに一緒に調査してくれるという。そして名簿に載る人物を訪ねて話を聞き始めるが…。
彼の話と交互に、遠藤という優等生の児童の話、犯人と思われる男の独白の話が挟まれる構成になっている。
やがて話は二転三転、次第に怖くなってくる。宇宙人なら笑って無視できるが、カリバリズムというか人肉を食べる話とか、自分の指を切り落として、料理して人に食べさせる話になると、怖いというよりえげつない。ついつい目をそらしたくなる。後半の展開や結末部の種明かしは、唐突の感が否めないし、あまり頭に入らない。
記憶の実験とか、人体実験なども単にホラーでは済まない感じで、全体に恐怖を覚える点では確かにホラーミステリーといっても確かだが。お化けや幽霊ならまだ許容できても、この手の恐怖は好きではない。