先週の予報では、月曜火曜は低温になると言うことだったが、半日か一日ずれたようだ。今夜は冷え込み、明日は気温も上がらないとか

仕事帰り、市立図書館分館に寄る。四冊返却。限度の十冊借りていたから、まだ六冊ある。来週が期限だから、なんとか読めるだろう。それで新たに、一、二冊くらいなら借りてもいいかと思い、いつものように本棚を見て回るが、新刊は見当たらない。

道元関係と言うことで、目に止まったのは、立松さんの伝記。良寛の生涯を描いた小説。仏教の雑誌に連載されたものの、著者立松和平氏の永眠により、未完になっているようだ。つまり良寛の死までを描いていない。六十七歳まで。

巻末にその後のことが簡単に記されている。翌翌年の六十九歳の時、良寛は老いを自覚し、山麓の庵から豪農の屋敷に移り、そこで四十歳若い貞心尼に出会うことになる。
良寛が亡くなったのは七十四歳。
つまり晩年の八年間の姿が描かれていないわけだ。

でもまあいい。さしあたっての関心は、若い頃の出家と修行だから。道元を祖とする禅寺で修行する。そこに道元の教えの片鱗が見られるかもしれないと思い、借りることにした。

さらにもう一冊、海外文学の文庫を借りる。全米でミリオンセラーのベストセラーの恋愛物語。第二次大戦で離ればなれになった中国系の少年と日系少女が再会する話らしい。
戦争が始まり、日系人は強制収容所に連行され、持ち物も制限されたために、舞台となったシアトルでは、日本町にあったパナマホテルの地下に預けられた。日本町が復興されぬまま忘れられた、その預かり荷物が、戦後四十年あまり経って発見された。主人公は偶然それを見て、初恋の少女の持ち物を見つける。失われた年月を修復し、再会する話らしい。

借りた本は二冊


立松和平
『良寛』
大法輪閣、2010


ジェイミー・フォード
『あの日、パナマホテルで』
集英社文庫、
2011-2012