久しぶりの秋空が広がる土曜休みだと言うので、少し寝坊。小用のため、いつもより少し早い六時前に目が覚め、まだ早いと二度寝したのがまずかった。何もなければ小言もないのだが。あいにくと、目が覚めた頃に来客があり、足の不自由な母親が応対。ために小言を食う。私と同い年のものが早い時間に出掛けるのを目にしたらしく、いくら休みとはいえ、朝寝坊したことを愚痴られる。ただ黙っているばかり。
そのあと、母親の白内障の目薬をもらいにいったり、近くのスーパーへ灯油を買いに行ったりしたあとは、本を読んでいた。
いくぶん意欲が減退気味なので、ここはやはりお気に入りの作品が一番。昨日買ったばかりのシリーズ最新刊。
江戸城近く、金座裏に幕府開闢以来御用聞きをつとめる一家の物語。子のいない九代目に養子に入ったのは、近くの裏長屋で飾り職人の子として生まれた政次。親のあとを継がずに、呉服屋の松坂屋に自ら奉公したものの、金座裏九代目の宗五郎に目をつけられ、御用聞きに転身した。このシリーズは、その政次たちが関わる事件と、彼の回りの人々、言わば家族のような仲間たちを描いたもの。
今回は政次としおの子が生まれ、夏吉と命名。一月たった頃の近所の神社への宮参り、うばすな参りを中心に、その他四つの事件を扱っている。
金座裏には今まで二つの名物があった。昔金座に押し込む賊を、手首を切り落とされながらも防いだ先祖が、お礼に金メッキの十手を贈られ、それを聞いた時の三代将軍家光に、言わばおすみ付けをいただいた金十手。政次がその働きの礼にと受けた銀のなえし。このたびは、政次の父親名人職人が初孫のためにと作った飾り十手。のちにはこれら三つが家宝になるのだろう。
出入りの同心が頼まれた旗本家での拝領刀紛失事件の真相と始末。近所の小町娘の扼殺による事件。政次が修行している剣道場への道場荒し。そして金座裏に捨てられていた偽金事件。
いくつもの事件を限られた頁数に収めるためには仕方ないが、どちらかといえば幸運な早期解決が多い気がする。どちらがいいとも言えないが。
馴染みの面々の成長や経験を読んでいるのは楽しいが、読み終わってしまうと悲しいね。次に彼らに会えるのはいつになるかな
そのあと、母親の白内障の目薬をもらいにいったり、近くのスーパーへ灯油を買いに行ったりしたあとは、本を読んでいた。
いくぶん意欲が減退気味なので、ここはやはりお気に入りの作品が一番。昨日買ったばかりのシリーズ最新刊。
江戸城近く、金座裏に幕府開闢以来御用聞きをつとめる一家の物語。子のいない九代目に養子に入ったのは、近くの裏長屋で飾り職人の子として生まれた政次。親のあとを継がずに、呉服屋の松坂屋に自ら奉公したものの、金座裏九代目の宗五郎に目をつけられ、御用聞きに転身した。このシリーズは、その政次たちが関わる事件と、彼の回りの人々、言わば家族のような仲間たちを描いたもの。
今回は政次としおの子が生まれ、夏吉と命名。一月たった頃の近所の神社への宮参り、うばすな参りを中心に、その他四つの事件を扱っている。
金座裏には今まで二つの名物があった。昔金座に押し込む賊を、手首を切り落とされながらも防いだ先祖が、お礼に金メッキの十手を贈られ、それを聞いた時の三代将軍家光に、言わばおすみ付けをいただいた金十手。政次がその働きの礼にと受けた銀のなえし。このたびは、政次の父親名人職人が初孫のためにと作った飾り十手。のちにはこれら三つが家宝になるのだろう。
出入りの同心が頼まれた旗本家での拝領刀紛失事件の真相と始末。近所の小町娘の扼殺による事件。政次が修行している剣道場への道場荒し。そして金座裏に捨てられていた偽金事件。
いくつもの事件を限られた頁数に収めるためには仕方ないが、どちらかといえば幸運な早期解決が多い気がする。どちらがいいとも言えないが。
馴染みの面々の成長や経験を読んでいるのは楽しいが、読み終わってしまうと悲しいね。次に彼らに会えるのはいつになるかな