一応決着はついた。シリーズ最終巻ということで、それなりに納得はできたものの、やや不満かな

読んでいて、講釈が多い気がした。最後の方で、将軍家斉が実父の野心の虚しさを説得するために、将軍の役割を指摘してる箇所など。聞けばなるほどと納得はできるが、時代小説にそんな講釈は求めてないよ、と言いたい気がした。敵味方の戦いこそ読みたいと。もちろんそんな場面もないわけではないが。
幼馴染みの主人公らの二人が、最大の敵との決戦を前に、それだからこそ、男女の契りをやっと結んだことを、よかったと思う一方で、こんな形で結ばれるのは、なんか残念だなとも思う。