シリーズ三作目ではあるが、三作とも舞台となる世界は共通でも、主人公たちの活躍する時代は皆違う。なかにはひとつの作品の中に様々な時代を描くものもあるが。だから三作を順に読む必要もないし、独立した作品といってもいいかもしれない。
ここで扱われている時代は前作『魔道師の月』から八百四十年あまり後の世界。コンスル帝国もその力を失った時代。
帝国の北西にある寒村で話が始まる。三百年前に死んだと思われていた魔道師リンターが現れて、村に住む少年二人をつれて行くという。三百年前のけりをつけるために。
リンターは九人兄弟で全員が魔道師で、自然の力を自由にできて、帝国の近衛魔道師として、帝国末期の平和を支えていた。東の隣国イスリルの攻撃を兄弟の団結で跳ね返した。ただ四女ミルディだけはイスリルの魔道師ザナザにより殺されてしまう。
しかし次女のナハティが力をつけ、兄と姉を追放して、自分が近衛魔道師となり、やがてその横暴で残虐なふるまいに人々の非難が高まる。弟や妹たちが協力して反旗を翻し、兄弟間の戦いが三百年前に起こった。しかし圧倒的な力により、三女はカサンドラはなぶり殺しにされ、次男リンターと三男イリア、末っ子のデイサンダーは遠くの地に飛ばされてしまう。ナハティ自身も傷を受けて眠りについた。
それがなぜか少年だった末っ子のデイサンダーが、捨て子の赤ん坊としてその村で育てられ、少年に成長したとき、近くの山で見つけた太陽の石と呼ばれる宝石を見つけたことから、リンターが目覚める。
かつての決着をつけるためにリンターは二人の少年と共にナハティがいる帝国東部の不動山を目指す。まだ末っ子であることに気づいてなかった少年デイスには育ててくれた姉ネアリィが同行する。さらに途中で三男イリアと、四女を殺したザナザも一行に加わる。
不動山の手前の神が峰には新興宗教に身を投じた五女ヤエリがいて、ナハティ側に付き、魔法を防ぐ武器をもって魔道師を捕らえる銀戦士を派遣してくる。
彼らははたしてナハティを倒すことができるか?その結末はどうなるのか気になり、ようやく最後まで読むことができた。
邪悪な敵役が実の姉というのはなんかはじめは小さな感じがしたが、考えてみると血の繋がるもの同士だからこそ、より大きな憎しみが生まれるのかもしれない。
このシリーズにはまた新たな物語ができるのかな?早くでないかな
ここで扱われている時代は前作『魔道師の月』から八百四十年あまり後の世界。コンスル帝国もその力を失った時代。
帝国の北西にある寒村で話が始まる。三百年前に死んだと思われていた魔道師リンターが現れて、村に住む少年二人をつれて行くという。三百年前のけりをつけるために。
リンターは九人兄弟で全員が魔道師で、自然の力を自由にできて、帝国の近衛魔道師として、帝国末期の平和を支えていた。東の隣国イスリルの攻撃を兄弟の団結で跳ね返した。ただ四女ミルディだけはイスリルの魔道師ザナザにより殺されてしまう。
しかし次女のナハティが力をつけ、兄と姉を追放して、自分が近衛魔道師となり、やがてその横暴で残虐なふるまいに人々の非難が高まる。弟や妹たちが協力して反旗を翻し、兄弟間の戦いが三百年前に起こった。しかし圧倒的な力により、三女はカサンドラはなぶり殺しにされ、次男リンターと三男イリア、末っ子のデイサンダーは遠くの地に飛ばされてしまう。ナハティ自身も傷を受けて眠りについた。
それがなぜか少年だった末っ子のデイサンダーが、捨て子の赤ん坊としてその村で育てられ、少年に成長したとき、近くの山で見つけた太陽の石と呼ばれる宝石を見つけたことから、リンターが目覚める。
かつての決着をつけるためにリンターは二人の少年と共にナハティがいる帝国東部の不動山を目指す。まだ末っ子であることに気づいてなかった少年デイスには育ててくれた姉ネアリィが同行する。さらに途中で三男イリアと、四女を殺したザナザも一行に加わる。
不動山の手前の神が峰には新興宗教に身を投じた五女ヤエリがいて、ナハティ側に付き、魔法を防ぐ武器をもって魔道師を捕らえる銀戦士を派遣してくる。
彼らははたしてナハティを倒すことができるか?その結末はどうなるのか気になり、ようやく最後まで読むことができた。
邪悪な敵役が実の姉というのはなんかはじめは小さな感じがしたが、考えてみると血の繋がるもの同士だからこそ、より大きな憎しみが生まれるのかもしれない。
このシリーズにはまた新たな物語ができるのかな?早くでないかな