やっと読み終えた。やはり休日でないと、一気に読むのはできないな。
面白かったとも言えないが、なんか読み始めたら、物語の世界に引き込まれてしまった感じかな。魔道師なんていう言い方だが、魔法使いと同じものか
舞台は架空の世界だが、古代の地中海のような感じかな。ローマ帝国と西アジアの国々がモデルのような架空の世界。実はこういう感じの話はそれほど好きではなかった。もっと小さな世界とか家族的な雰囲気のなかでの話の方が好みなんだが。それなのに引き込まれていったのは主人公の魔道師たちに引かれたのかな。
書物の魔道師という存在がやはり読書好きにはたまらないのかもしれない。二人の魔道師、大地の魔道師レイサンダーははじめは大したやつではないと思っていた。プロローグに登場したものの、本編が始まってからは出てこないし、それが書物の魔道師キアルスと出会い、太古の闇である暗樹と対決することで大きく変貌する。
タぺストリーに描かれた四百年前の世界、そしてそこで活躍する少年ティバドールも魅力的だ。星読みから吟遊詩人へ。歌われるのも言葉なら、書かれたり読まれるのも言葉。言わば言葉の魔法にまつわる物語とも言えるのか。
短編集に登場した様々な魔道師や写本師もなかなか興味深いし、時代も様々な物語たち。一番興味を引かれたのはやはり最後の夜の写本師かな。こうなると乾さんのデビュー作で、シリーズ一作目の『夜の写本師』は是非とも読んでみたくなる。
魔法には黒白の二種があると言われる。暗い闇の世界を離れる白魔術と、その闇にとっぷり使って悪魔的な所業をなすものと。魔道師はその心のうちに闇の存在を認め、闇と共に生きていくことを選んだ人々なんだと、巻末の解説にあったが、そうした点に人間的な奥行きと存在感を与えていて、魅力的なのかもしれない。シリーズ三作目も出ているし、また読んでみたい
面白かったとも言えないが、なんか読み始めたら、物語の世界に引き込まれてしまった感じかな。魔道師なんていう言い方だが、魔法使いと同じものか
舞台は架空の世界だが、古代の地中海のような感じかな。ローマ帝国と西アジアの国々がモデルのような架空の世界。実はこういう感じの話はそれほど好きではなかった。もっと小さな世界とか家族的な雰囲気のなかでの話の方が好みなんだが。それなのに引き込まれていったのは主人公の魔道師たちに引かれたのかな。
書物の魔道師という存在がやはり読書好きにはたまらないのかもしれない。二人の魔道師、大地の魔道師レイサンダーははじめは大したやつではないと思っていた。プロローグに登場したものの、本編が始まってからは出てこないし、それが書物の魔道師キアルスと出会い、太古の闇である暗樹と対決することで大きく変貌する。
タぺストリーに描かれた四百年前の世界、そしてそこで活躍する少年ティバドールも魅力的だ。星読みから吟遊詩人へ。歌われるのも言葉なら、書かれたり読まれるのも言葉。言わば言葉の魔法にまつわる物語とも言えるのか。
短編集に登場した様々な魔道師や写本師もなかなか興味深いし、時代も様々な物語たち。一番興味を引かれたのはやはり最後の夜の写本師かな。こうなると乾さんのデビュー作で、シリーズ一作目の『夜の写本師』は是非とも読んでみたくなる。
魔法には黒白の二種があると言われる。暗い闇の世界を離れる白魔術と、その闇にとっぷり使って悪魔的な所業をなすものと。魔道師はその心のうちに闇の存在を認め、闇と共に生きていくことを選んだ人々なんだと、巻末の解説にあったが、そうした点に人間的な奥行きと存在感を与えていて、魅力的なのかもしれない。シリーズ三作目も出ているし、また読んでみたい