予想外の話だった。小説家を目指す女性が、どんな邪魔や無視にもめげず、かえってそれに反発するバネで打ち勝ち、勝ち抜いていくサクセスストーリーと言えるかもしれない。体型を変え、ペンネームを変え、それでも小説家として認められるように頑張る。すごいなとは思うが、
ただ、そんな作家が好きかとか、そんな女性が好きかと言われたら、多分ノーかな。
小説家としては、本にして読者を得、賞をとるほどの評判になることがひとつの目安ではあるのだろうが、その時、小説の出来は必ずしも絶対条件ではない。そこに私は少し疑問を感じる。読者や社会に迎合して評判になることが、そんなに必要かな?自分に満足できるものが書けて、一人でもそれを理解してくれたら、それでいいのではないか。まあ傍観者の素人の思いなのかもしれないが
それにしても主人公のたくましさは、何かを目指している女性には楽しめるかもしれないな。大学時代の演劇の経験を使っての、猿芝居めいた罠を仕掛けて、大先輩の原稿執筆を邪魔して、ちゃっかり穴埋めに自分の原稿を差し込んで評判を得る。文芸に縁のない会社による文芸賞で新人賞をとったものの、同時受賞のアイドルタレントのつま同然の扱いに腐っていた主人公。彼女が邪魔した大先輩の作家の妨害やらで伸び悩むと、ペンネームを変えて、新たな賞に挑み受賞を勝ち取る。それだけ書くことに精進もしている点で、どうしても主人公に肩入れし、応援したくなる。這い上がるための芝居や策略が見ている分には痛快で面白くて楽しんでしまう。
自分に対抗してくる先輩大作家の家庭に潜り込んで家族に取り入るとか、学生時代からの縁で彼女を見守ってくれていた先輩の編集者。彼の裏切りに近い態度への腹いせに、彼の弱点を探し芝居がかりのことをしたが、結局純真な娘たちに暴かれてしまう話。最後に最初の新人賞でなめた悔しさを、その時の相手に同じような設定で復讐する話。
どの話も読んでいる分には痛快で気持ちいいが。当事者として見たら、そんな女は嫌な女だろうな。男から見たらそんな女には近づきたくない。それでも付き合い続けている男もいるんだ。編集者と先輩作家。
途中パーティ会場などで、実名作家が何人も出てきて驚いた。こういうのは許可をとって書くものなのかな?先輩作家など、最初からある有名作家の名前が浮かぶほどだが、脇役でないから仮名にしてあるが
ともかく面白かった。
ただ、そんな作家が好きかとか、そんな女性が好きかと言われたら、多分ノーかな。
小説家としては、本にして読者を得、賞をとるほどの評判になることがひとつの目安ではあるのだろうが、その時、小説の出来は必ずしも絶対条件ではない。そこに私は少し疑問を感じる。読者や社会に迎合して評判になることが、そんなに必要かな?自分に満足できるものが書けて、一人でもそれを理解してくれたら、それでいいのではないか。まあ傍観者の素人の思いなのかもしれないが
それにしても主人公のたくましさは、何かを目指している女性には楽しめるかもしれないな。大学時代の演劇の経験を使っての、猿芝居めいた罠を仕掛けて、大先輩の原稿執筆を邪魔して、ちゃっかり穴埋めに自分の原稿を差し込んで評判を得る。文芸に縁のない会社による文芸賞で新人賞をとったものの、同時受賞のアイドルタレントのつま同然の扱いに腐っていた主人公。彼女が邪魔した大先輩の作家の妨害やらで伸び悩むと、ペンネームを変えて、新たな賞に挑み受賞を勝ち取る。それだけ書くことに精進もしている点で、どうしても主人公に肩入れし、応援したくなる。這い上がるための芝居や策略が見ている分には痛快で面白くて楽しんでしまう。
自分に対抗してくる先輩大作家の家庭に潜り込んで家族に取り入るとか、学生時代からの縁で彼女を見守ってくれていた先輩の編集者。彼の裏切りに近い態度への腹いせに、彼の弱点を探し芝居がかりのことをしたが、結局純真な娘たちに暴かれてしまう話。最後に最初の新人賞でなめた悔しさを、その時の相手に同じような設定で復讐する話。
どの話も読んでいる分には痛快で気持ちいいが。当事者として見たら、そんな女は嫌な女だろうな。男から見たらそんな女には近づきたくない。それでも付き合い続けている男もいるんだ。編集者と先輩作家。
途中パーティ会場などで、実名作家が何人も出てきて驚いた。こういうのは許可をとって書くものなのかな?先輩作家など、最初からある有名作家の名前が浮かぶほどだが、脇役でないから仮名にしてあるが
ともかく面白かった。