三連休最後に読んだのは落語家ミステリー。神田紅梅異亭寄席物帳シリーズ四冊目

二年前に出てるから、もしかしたらすでに読んだことがあるかもしれないと思いながら借りて、読んでみたのだが、あまり覚えがないな。やはりはじめて読むのかな

久しぶりに落語に触れて、やはりいいなと再確認した。いわゆる寄席などというところには行ったこともないし、落語自体も聞いたことないくせに、なぜかいいなと思ってしまう
いわゆる日常のなぞ的な推理小説でもあるが、恥ずかしながらわたしにはその方面の理解力はなさそうで、結果を聞いて感心するばかり。探偵役は今は現役を退いて病気治療中の落語の師匠山桜亭馬春。そしてその弟子である二枚目の福の助。

落語の演目も出てくるし、それらをどう演じるかという点についても触れられていて、なかなか興味深く楽しい作品だ

本作では三編の中編と特別編として、馬春師匠の若かりし頃をあつかった短編の四編がある

なかでもよかったのは福の助が晴れて真打ちになることがわかった三編目かな。病に倒れてから高座を離れていた師匠の復帰独演会を強引にお膳立てした福の助に対する師匠の大がかりな意趣返しが、なんとも面白かった。頑固で見栄っ