はじめは取っつきにくくて、なかなかページが進まなかったが、いつのまにか話に引き込まれていた
主人公は29歳の男性、なぜか名前は明かされない。大学を出たあと、バイトしていたイタリアンレストランの店主に誘われて、料理人をしていた。店主が死に、経営方針が変わった店をやめ、友達に頼まれて始めた飲食店探訪の記事を書くライターになり、生活はできている。
年上の人妻と知り合い、時々会っている。
家族はなく、天涯孤独。出身は札幌。
最近なぜか十五年前の出来事を夢に見る。夢は思い出すことに似ている。知らない内に封印していた過去と向き合うことになる
現在の不倫関係と、中学時代の捨て猫を縁にした初恋の話が、交互に語られる。どちらが現実でどちらが夢か。
捨て猫を拾い、近くの空き家で飼っていた。父が蒸発して、継母が水商売をして生活していた。そんな空き家で出会った少女。小学校では一緒だったが、今は病院暮らしの柚原。猫を二人はひなたと名付ける。しかし冬になったらここでは生きていけないと、飼い主を探し、一時病院の守衛室に預かってもらう。それがある日いなくなる。あるいは連れ去られる。探し歩いた二人は山に隕石が落ちた夜発見。のちに柚原の祖父の屋敷の管理人に引き取ってもらう。
祖父は戦時中、流れ星から落ちた隕石で命を拾い、その後コレクターになった。
柚原の父は医者だが、妻の死後、女を次々と自宅に引き込み、柚原は兄と二人肩を狭めて暮らしていた。そして間違いを起こす。しかし二人は強い絆で結ばれていて、主人公は入り込むこともできず、義母の死により故郷を離れてしまった。
夢を見ることで過去を思いだし、過去に立ち向かうことになる。
不倫相手と流星群を見に北海道に向かおうとしたら、彼女は現れず、一人故郷に向かう主人公。後で不倫相手は交通事故に遇い、意識不明だと夫から知らされる
生母の墓参りにいき、彼は柚原の兄に会う。病院では彼女も意識不明。兄はひなたを探して、体内にある隕石を彼女に入れたいという
ひなたの亡霊というか魂に遇い、隕石を手に入れるが、柚原は目覚めない。兄が同じ状態になっただけ。二人は同じ世界にいるんだ。やっと失恋できた。
隕石の力で不倫相手は無事生還するが、こちらも別れることになる。
それでいて、主人公は絶望していない。命のつながりを感じている。隕石が次々と人を経て生き続ける
よくわからないが、悪くない感触の話だった
主人公は29歳の男性、なぜか名前は明かされない。大学を出たあと、バイトしていたイタリアンレストランの店主に誘われて、料理人をしていた。店主が死に、経営方針が変わった店をやめ、友達に頼まれて始めた飲食店探訪の記事を書くライターになり、生活はできている。
年上の人妻と知り合い、時々会っている。
家族はなく、天涯孤独。出身は札幌。
最近なぜか十五年前の出来事を夢に見る。夢は思い出すことに似ている。知らない内に封印していた過去と向き合うことになる
現在の不倫関係と、中学時代の捨て猫を縁にした初恋の話が、交互に語られる。どちらが現実でどちらが夢か。
捨て猫を拾い、近くの空き家で飼っていた。父が蒸発して、継母が水商売をして生活していた。そんな空き家で出会った少女。小学校では一緒だったが、今は病院暮らしの柚原。猫を二人はひなたと名付ける。しかし冬になったらここでは生きていけないと、飼い主を探し、一時病院の守衛室に預かってもらう。それがある日いなくなる。あるいは連れ去られる。探し歩いた二人は山に隕石が落ちた夜発見。のちに柚原の祖父の屋敷の管理人に引き取ってもらう。
祖父は戦時中、流れ星から落ちた隕石で命を拾い、その後コレクターになった。
柚原の父は医者だが、妻の死後、女を次々と自宅に引き込み、柚原は兄と二人肩を狭めて暮らしていた。そして間違いを起こす。しかし二人は強い絆で結ばれていて、主人公は入り込むこともできず、義母の死により故郷を離れてしまった。
夢を見ることで過去を思いだし、過去に立ち向かうことになる。
不倫相手と流星群を見に北海道に向かおうとしたら、彼女は現れず、一人故郷に向かう主人公。後で不倫相手は交通事故に遇い、意識不明だと夫から知らされる
生母の墓参りにいき、彼は柚原の兄に会う。病院では彼女も意識不明。兄はひなたを探して、体内にある隕石を彼女に入れたいという
ひなたの亡霊というか魂に遇い、隕石を手に入れるが、柚原は目覚めない。兄が同じ状態になっただけ。二人は同じ世界にいるんだ。やっと失恋できた。
隕石の力で不倫相手は無事生還するが、こちらも別れることになる。
それでいて、主人公は絶望していない。命のつながりを感じている。隕石が次々と人を経て生き続ける
よくわからないが、悪くない感触の話だった