日曜最後に手にとったこの本は、読みかけたものの、どうも読めそうにない。
この著者は昔、世界の秘境探検とか人類学に興味を覚えて、あれこれ本を漁った頃に知った人類学者。西アフリカのモシ族という黒人の元でフィールドワークして、かつて交易で栄えたモシ王国を調査した本だった
以来、数十年忘れていた川田さんの名前を見て懐かしく、手にとって見ると、彼のふるさとの東京下町を聞き取り調査していることが書かれていて、興味を覚えた。この本は、最近の川田さんの関心事、自分史を通じて、つまり幼い頃に見聞きしたふるさと、そこに生きた人々の交わりから醸し出される風景とか気風を明らかにしようとしたもの。
若い頃はそのふるさとを嫌い、飛び出して、先祖の米問屋とは縁もない学者になり、遠くアフリカに出掛けたのに、年を取ってきて、ふと耳によみがえる亡き母の声、話や当時町で聞いた音が蘇ってきたという。
人々それぞれの自分史の底を突き抜けて、未生以前の記憶まで降りていくと、地域や祖先の記憶に触れることができる。そうした探求の様子を雑誌に連載した。それらをまとめたものが、この本で、エッセイ風で読みやすいかと思い借りた。しかし、いざ読み始めると、難しい。好きな時代小説では馴染みのある地域本所深川なんだが、やはり見知らぬ土地の話は読んでいて、いまいち没頭できない
実はこの本を借りるのは二回目なんだが、今回もダメなようだ。こうした探求をひとつの本にまとめた著作も図書館にあり、前に借りたものの、所々興味は覚えたが、読み通せなかった。せめてこれならと思い借りてみたのだが。情けないが、学問的な本を読むのはもうダメなのかも知れない。
この著者は昔、世界の秘境探検とか人類学に興味を覚えて、あれこれ本を漁った頃に知った人類学者。西アフリカのモシ族という黒人の元でフィールドワークして、かつて交易で栄えたモシ王国を調査した本だった
以来、数十年忘れていた川田さんの名前を見て懐かしく、手にとって見ると、彼のふるさとの東京下町を聞き取り調査していることが書かれていて、興味を覚えた。この本は、最近の川田さんの関心事、自分史を通じて、つまり幼い頃に見聞きしたふるさと、そこに生きた人々の交わりから醸し出される風景とか気風を明らかにしようとしたもの。
若い頃はそのふるさとを嫌い、飛び出して、先祖の米問屋とは縁もない学者になり、遠くアフリカに出掛けたのに、年を取ってきて、ふと耳によみがえる亡き母の声、話や当時町で聞いた音が蘇ってきたという。
人々それぞれの自分史の底を突き抜けて、未生以前の記憶まで降りていくと、地域や祖先の記憶に触れることができる。そうした探求の様子を雑誌に連載した。それらをまとめたものが、この本で、エッセイ風で読みやすいかと思い借りた。しかし、いざ読み始めると、難しい。好きな時代小説では馴染みのある地域本所深川なんだが、やはり見知らぬ土地の話は読んでいて、いまいち没頭できない
実はこの本を借りるのは二回目なんだが、今回もダメなようだ。こうした探求をひとつの本にまとめた著作も図書館にあり、前に借りたものの、所々興味は覚えたが、読み通せなかった。せめてこれならと思い借りてみたのだが。情けないが、学問的な本を読むのはもうダメなのかも知れない。