昨夜から読みはじめて、ようやく最後まで読めたものの、いまいちかな。少なくともこれまで読んだいくつかの作品に比べたら、つまらなかった
会社が成果主義に変わり、真面目だけが取り柄のため首になり、ベンチャー企業を始めたものの、うまくいくはずもなく、借金のため自殺を決意した青年が向かったのが、富士山の裾野、青木ヶ原の樹海。木に登り手頃な枝にビニール紐をかけたところへ地震があり、まっ逆さまに落ちた。
気づくと穴の底。溶岩によるほら穴のようだ。ロクさんと名乗る初老のおじさんが、縄文式の暮らしをしている。岩を割って作った矢じりにより狩りをし、山葡萄でワインらしきものをつくって飲む。
二人のもとにはさらに二人が加わる。玉の輿に乗ったつもりの秘書だった女は、社長の死により追い出された。政治家秘書だった男は不正のかどでマスコミが騒ぎ出すと、政治家に罪をみなおっ被されて、世を捨てた。
洞窟に集まったときは、老人の世直しめいた話も馬耳東風だったのに、洞穴の奥で、レアメタルが見つかり、鉱脈があれば、大金を得ることができるということで、気持ちが変わる
前半のその辺りまではまあわかると言った展開だが。後半になると雲行きが怪しくなる。鉱物のわかるものを呼ぶということで、女の昔の男で商社を追われた男が来て、女を挟んでの三角、四角関係。そこへロクさんが、実はわずかだがウランもある。発電は無理でも、爆弾くらいならできるかもしれない。それを武器に日本から独立して、世直しの国家をつくると言い出す。なんとも途方もない展開だと思ったが、それなりにそちらへ話が進めば、荒唐無稽でも楽しかったと思うのだが、結局は現実的な展開でしかなくて、最後はあっけなく、洞穴のなかで男たちは死に絶え、かろうじて地上に出た女が、樹海の展望台の茶店のじいさんに拾われるという結末。
話自体はつまらなかったが、ロクさんが憧れてる富士講中興のミロクという人物に興味がわいた。実際にいた人物かどうかわからないが、富士山の信仰について知りたくなった。世界遺産になったことだし、興味半分でも、ひとつ読んでみようかな
次は三浦さんの神去り村の夜話を読もうか。
会社が成果主義に変わり、真面目だけが取り柄のため首になり、ベンチャー企業を始めたものの、うまくいくはずもなく、借金のため自殺を決意した青年が向かったのが、富士山の裾野、青木ヶ原の樹海。木に登り手頃な枝にビニール紐をかけたところへ地震があり、まっ逆さまに落ちた。
気づくと穴の底。溶岩によるほら穴のようだ。ロクさんと名乗る初老のおじさんが、縄文式の暮らしをしている。岩を割って作った矢じりにより狩りをし、山葡萄でワインらしきものをつくって飲む。
二人のもとにはさらに二人が加わる。玉の輿に乗ったつもりの秘書だった女は、社長の死により追い出された。政治家秘書だった男は不正のかどでマスコミが騒ぎ出すと、政治家に罪をみなおっ被されて、世を捨てた。
洞窟に集まったときは、老人の世直しめいた話も馬耳東風だったのに、洞穴の奥で、レアメタルが見つかり、鉱脈があれば、大金を得ることができるということで、気持ちが変わる
前半のその辺りまではまあわかると言った展開だが。後半になると雲行きが怪しくなる。鉱物のわかるものを呼ぶということで、女の昔の男で商社を追われた男が来て、女を挟んでの三角、四角関係。そこへロクさんが、実はわずかだがウランもある。発電は無理でも、爆弾くらいならできるかもしれない。それを武器に日本から独立して、世直しの国家をつくると言い出す。なんとも途方もない展開だと思ったが、それなりにそちらへ話が進めば、荒唐無稽でも楽しかったと思うのだが、結局は現実的な展開でしかなくて、最後はあっけなく、洞穴のなかで男たちは死に絶え、かろうじて地上に出た女が、樹海の展望台の茶店のじいさんに拾われるという結末。
話自体はつまらなかったが、ロクさんが憧れてる富士講中興のミロクという人物に興味がわいた。実際にいた人物かどうかわからないが、富士山の信仰について知りたくなった。世界遺産になったことだし、興味半分でも、ひとつ読んでみようかな
次は三浦さんの神去り村の夜話を読もうか。