なかなかよかった。
海の見える高台にある市民センター。その三階にある図書館の二人の司書本田と日野、二階にある児童館の職員松田、そして産休司書の代理で派遣されてきた女子職員春香。彼ら四人が主人公の中編四篇からなる連作という構成の話だった。それぞれの視点から同じ出来事が描かれていて、各自の反応がわかりやすい。
司書の資格はなく、PCができると言うことで、産休の司書の代わりに雇われた鈴木春香が図書館に現れたところから始まり、一年の契約を終えて、街を出ようと言うところまでの一年間を描いている。
仕事はそつなく果たすものの、春香以外の三人にはそれぞれ人付き合いが苦手だったり、過去にトラウマがあったり、普通ではないところがあり、それが春香の出現で、多少の波乱を起こし、各自を変えていく。そんな展開なんだが、なかなか読みごたえを感じた。
最初借りたときははじめと終わりを拾い読みしたから、司書の男と臨時職員の女性との恋物語かと思っていたが、それだけではない話だった。春香の過去にもいろいろあったし、見かけ以上の過去を背負っている。
他の二人、特に児童館職員の松田のロリコン趣味は危険だし、その原因となった高校時代の話もなかなか深刻なものだった。それを他人に話すことができて克服できたと思っていたら、最後に姿を消すとは。
それはともかくラストはハッピーエンドで気持ちよく終わることができてよかった
海の見える高台にある市民センター。その三階にある図書館の二人の司書本田と日野、二階にある児童館の職員松田、そして産休司書の代理で派遣されてきた女子職員春香。彼ら四人が主人公の中編四篇からなる連作という構成の話だった。それぞれの視点から同じ出来事が描かれていて、各自の反応がわかりやすい。
司書の資格はなく、PCができると言うことで、産休の司書の代わりに雇われた鈴木春香が図書館に現れたところから始まり、一年の契約を終えて、街を出ようと言うところまでの一年間を描いている。
仕事はそつなく果たすものの、春香以外の三人にはそれぞれ人付き合いが苦手だったり、過去にトラウマがあったり、普通ではないところがあり、それが春香の出現で、多少の波乱を起こし、各自を変えていく。そんな展開なんだが、なかなか読みごたえを感じた。
最初借りたときははじめと終わりを拾い読みしたから、司書の男と臨時職員の女性との恋物語かと思っていたが、それだけではない話だった。春香の過去にもいろいろあったし、見かけ以上の過去を背負っている。
他の二人、特に児童館職員の松田のロリコン趣味は危険だし、その原因となった高校時代の話もなかなか深刻なものだった。それを他人に話すことができて克服できたと思っていたら、最後に姿を消すとは。
それはともかくラストはハッピーエンドで気持ちよく終わることができてよかった