まだ今日は木曜で、土日休みとはいえ、まだ金曜がある。だけど、訳あって、明日金曜の午前は仕事を休む。ということは、朝のんびりできると言うわけで、なんか休み前のような気分

今日の仕事帰りはどうしようかと、車を走らせている間も迷っていた。しかし、特別ほしい本がなくても、ブックオフによれば、なんか買ってしまうだろう。金が惜しいというほど買うこともないから、そちらではなく、積ん読本が増えるだけ、と言うことを考えると、寄れない。

それで昨日行ったばかりの県立図書館へ。昨日は見る時間がなかった気になる本棚を見て回る。外国の小説、人類学、民俗学、社会学、宗教、仏教、神道の本を漁ってみたが、これは読みたいと思えるものはあまりない。多少読む気になれる本が2、3冊あり、最後まで読めるかは自信ないものの、一冊だけ借りた。難しそうなんだが、ところどころ興味深い箇所があって、読んでみたくなった


中沢新一
『野生の科学』
講談社、2012


昨夜は吉田音さんの本『夜に猫が身をひそむところ』を読み始めた。

吉田音さんは吉田篤弘夫妻の娘で13歳の少女。おん、と読むみたい。円田さんは学者で、時には警察の鑑識の叔父さんの話から名推理をする名探偵だと、父は娘に語っている。円田さんの飼い猫シンクが時々外出先からくわえてきたものの謎について考える探偵ごっこを音は始める。ミルリトン探偵局と称する。ただし、決して謎は解かない。猫が拾ってきたものを眺め、あれこれ妄想するだけ。謎を解かないでどこまでも考え続けていけば、夜に猫が姿を隠す場所にたどり着けるかもしれない

おかしなこと考える子だ。この親あってこの子ありかな。冒頭で述べられていたが、音の家のお茶の間の大黒柱には母親のメモがはりつけてある。ミルリトン。西洋菓子の名前で、この世で一番美味しいらしい。レシピも母は知ってるが、なぜか作りもしないし食べたこともない。なぜならもし作って食べてみて美味しくなかったらどう考えたらいいのか?母親の料理法が下手なのか?あるいは菓子そのものが案外美味しくないのか?だから一度よそで食べてみたいのだが、近所では見つからない。だから忘れぬようにメモにしてあると。変わった母親だな。それでいて、なんとなく納得してしまう。不思議な感触の本だ