意外と面白く、興味深い話だった
大学を出て十年。昔つるんでいた五人が再会。今は無職、フリーター、サラリーマン、コンビニ経営者、学者と仕事は変わっても、会えば馬鹿話や馬鹿げた行動で笑い合える
そんな彼らが遊び半分に共同でマークシートしたサッカー籤がなんと一等当選したかに思えたのに、引換券の番号は少し違う。記憶と違う。海外へ出た友の両親が預かった券を取り替えたのか?疑心暗鬼になる。
そういえば使い捨てカメラでマークした券の写真をとってある。それを見れば記憶違いかどうかがわかる
現像してみると、なんと見知らぬ女性が写っている。どこかでカメラを取り違えたようだ。ということで、写真を手がかりに、写ってる女性を探すことになる。
それからがミステリーぽい展開で、面白く読めた。やがて問題の女性が博物館でのマヤ展に行くらしいとわかり、無職の男が入り口を張り込むようになる。そこからマヤの歴史や展示されているマヤの話が加わり、探偵と絡んでくる。問題の女性を追い詰めていく過程で出くわすヒントが、なぜかマヤ神殿の名前にリンクする。マヤの神殿は最初に小さく作られ、後にそれを覆い隠すように作られていく。だから発掘作業は表面の新しい神殿から内部に向かって掘り進めることで、過去に向かうことになる。それらの神殿には名前がついており、スペイン語の神殿名を和訳した言葉がなぜか、探偵を進めるヒントに繋がっていく。はじめはジンクスのようなつもりだったが、最後には夫を殺し、愛人に見捨てられた女性が自殺する場所探しのヒントになる
探していた女性が結局自殺体として見つかったのは残念な気がした
最後にはどんでん返しというほどではないが、捻りのある結末で、興味深く、楽しく読み終えることができた。
沢村さんという作家も注目かな。また何か読んでみたくなる。
大学を出て十年。昔つるんでいた五人が再会。今は無職、フリーター、サラリーマン、コンビニ経営者、学者と仕事は変わっても、会えば馬鹿話や馬鹿げた行動で笑い合える
そんな彼らが遊び半分に共同でマークシートしたサッカー籤がなんと一等当選したかに思えたのに、引換券の番号は少し違う。記憶と違う。海外へ出た友の両親が預かった券を取り替えたのか?疑心暗鬼になる。
そういえば使い捨てカメラでマークした券の写真をとってある。それを見れば記憶違いかどうかがわかる
現像してみると、なんと見知らぬ女性が写っている。どこかでカメラを取り違えたようだ。ということで、写真を手がかりに、写ってる女性を探すことになる。
それからがミステリーぽい展開で、面白く読めた。やがて問題の女性が博物館でのマヤ展に行くらしいとわかり、無職の男が入り口を張り込むようになる。そこからマヤの歴史や展示されているマヤの話が加わり、探偵と絡んでくる。問題の女性を追い詰めていく過程で出くわすヒントが、なぜかマヤ神殿の名前にリンクする。マヤの神殿は最初に小さく作られ、後にそれを覆い隠すように作られていく。だから発掘作業は表面の新しい神殿から内部に向かって掘り進めることで、過去に向かうことになる。それらの神殿には名前がついており、スペイン語の神殿名を和訳した言葉がなぜか、探偵を進めるヒントに繋がっていく。はじめはジンクスのようなつもりだったが、最後には夫を殺し、愛人に見捨てられた女性が自殺する場所探しのヒントになる
探していた女性が結局自殺体として見つかったのは残念な気がした
最後にはどんでん返しというほどではないが、捻りのある結末で、興味深く、楽しく読み終えることができた。
沢村さんという作家も注目かな。また何か読んでみたくなる。