一人の少年が春休みに小笠原諸島で過ごした数日の出来事を描いてるだけなんだが、とても癒される話だった
巻頭、小学五年の昇治が単身船旅をしてくる。四年前父親が自殺して、以後母ともあまり話さず、母の言いつけで一人来たが、もしかしたら再婚に邪魔な自分を捨てられたのではないかと悩んでいる。もしほんとならひどい話だなと
迎えたのはエーブという耳にピアスをしていて白髪でブルーの瞳の老人。港のそばでカフェをやっている。昔母親がバイトしていた縁で、世話になるらしい
店にはあとでエーブの友達たちがやって来て紹介される。ジェセ、ナサ爺、フラン。フランは太平洋戦争で片腕をなくしていた。ナサ爺は人をかついで喜ぶいたずら好き。彼らが話し込んでるのは捕った魚さわらの大きさ比べ
父親と女の子の二人連れが店を出ていく。なんか思い詰めてる様子だし、少女は昇治の方ばかり見ていた。あとで付近を散歩中に出会い話をする。加絵、六年生で母親が離婚して、弟と家を出ていった。父親は仕事がうまくいかず死ぬつもりかもしれないと
エーブが戦争中本土に疎開されていたときに、外見からアメリカ人に思われて、竹槍で腹を刺されたことがあり苦しんだという話を聞き、昇治は思わず涙ぐんでしまう。それを聞いたエーブの友たちはそんな昇治を友達として認めてくれる
ナサ爺から老人と海を彷彿とさせるカジキマグロとの対決の模様を聞く
エーブに連れられて加絵と三日月山へ夕日を見に行ったり、中央山へ月の出を見に行く
満点の星空を見上げているときに、昇治は亡き父に出会う。ホームから落ちて死んだから自殺だと思われているが、ただふらついて落ちた事故だったと。また昇治に別れを告げてなかったから来たのだと。夢か現か昇治は自信なかったが、エーブは奇跡が起こったのだという。月の光で夜に虹を見たら奇跡が起こるという言い伝えがあると。夕方シャワーがあったし、満月に近いから虹が出てもおかしくないと
夜の虹が見たいという加絵とまた山に行くが、彼女は鯨が出てくるのを予想できた。これも奇跡か
エーブの店には予約席として空いてる席がいつもある。その席は昔彼が結婚したいと思った女性が来るのを期待して空けてあった。しかしその女性はすでに死んでるとか
来ないと思っていた昇治の母親が迎えに来た船には、エーブの待ちわびた女性の娘が乗っていて、店に来て手紙を差し出す。エーブにも奇跡が起こった
巻頭、小学五年の昇治が単身船旅をしてくる。四年前父親が自殺して、以後母ともあまり話さず、母の言いつけで一人来たが、もしかしたら再婚に邪魔な自分を捨てられたのではないかと悩んでいる。もしほんとならひどい話だなと
迎えたのはエーブという耳にピアスをしていて白髪でブルーの瞳の老人。港のそばでカフェをやっている。昔母親がバイトしていた縁で、世話になるらしい
店にはあとでエーブの友達たちがやって来て紹介される。ジェセ、ナサ爺、フラン。フランは太平洋戦争で片腕をなくしていた。ナサ爺は人をかついで喜ぶいたずら好き。彼らが話し込んでるのは捕った魚さわらの大きさ比べ
父親と女の子の二人連れが店を出ていく。なんか思い詰めてる様子だし、少女は昇治の方ばかり見ていた。あとで付近を散歩中に出会い話をする。加絵、六年生で母親が離婚して、弟と家を出ていった。父親は仕事がうまくいかず死ぬつもりかもしれないと
エーブが戦争中本土に疎開されていたときに、外見からアメリカ人に思われて、竹槍で腹を刺されたことがあり苦しんだという話を聞き、昇治は思わず涙ぐんでしまう。それを聞いたエーブの友たちはそんな昇治を友達として認めてくれる
ナサ爺から老人と海を彷彿とさせるカジキマグロとの対決の模様を聞く
エーブに連れられて加絵と三日月山へ夕日を見に行ったり、中央山へ月の出を見に行く
満点の星空を見上げているときに、昇治は亡き父に出会う。ホームから落ちて死んだから自殺だと思われているが、ただふらついて落ちた事故だったと。また昇治に別れを告げてなかったから来たのだと。夢か現か昇治は自信なかったが、エーブは奇跡が起こったのだという。月の光で夜に虹を見たら奇跡が起こるという言い伝えがあると。夕方シャワーがあったし、満月に近いから虹が出てもおかしくないと
夜の虹が見たいという加絵とまた山に行くが、彼女は鯨が出てくるのを予想できた。これも奇跡か
エーブの店には予約席として空いてる席がいつもある。その席は昔彼が結婚したいと思った女性が来るのを期待して空けてあった。しかしその女性はすでに死んでるとか
来ないと思っていた昇治の母親が迎えに来た船には、エーブの待ちわびた女性の娘が乗っていて、店に来て手紙を差し出す。エーブにも奇跡が起こった