山本さんの、いわゆるお仕事小説は何冊目だったか。わかりやすくて、魅力ある人物に引き込まれて、一気に読んでしまう感じだな
今回の仕事は公立美術館の学芸員。主人公の弾吉は20代末の下っぱ学芸員。身長が二メートル近くあり、知らないものには怖く見えるのに、先輩の女性たちにはあごでこき使われる。大学時代応援部にいて、先輩の言葉に逆らえない習慣が身に付いてるからか
そんな弾吉の周りにいる人々や、出会った少女や人たちを描いている。美術館ってこんなことしてるんだと驚くこともある。司書を目指す方のブログで、図書館の仕事や司書の方たちの大変さを知ったが、学芸員も同じだな。ただ好きでなれるわけでもないが、かといっておたくなみに好きになるものもないと、楽しく仕事はできないとわかる。
新米の館長は市立のため、市役所の土木部から来た、美術に全く目のない人だが、郊外のこじんまりした美術館を維持していくのは大変なんだと気づいた。
弾吉が知り合って、まだ淡い恋でしかない、19歳のサクラ。美術館専門の運送店に勤務してることで知り合ったのだが、趣味が美術館巡りはわかるが、なんとボクサーでもある。こんなかわいい子がなんでと驚く設定だな。そんな必要があったのかと首をかしげる。
大学応援部の先輩たちに呼び出されて、母校の大事な試合の応援に駆り出されたり、先輩の一人から自宅にある祖父の絵の鑑定を頼まれたり。その絵に魅せられて、いつか展示会をしたいという夢を抱いたり。ともすれば諦めかける彼を叱咤激励する先輩や友達
頑張ってる人を見るとやはり気分いいものだな。男勝りな口を聞き、普段は服装にも頓着しない、さらには後輩の応援姿をまねて、正確に写し取ろうとしたりする、おかしな、おたくな、先輩学芸員である女性たちも生き生きしていて、読む上では楽しくていい。まあ身近にいたら困るだろうが
魅力ある絵を見つけて、江戸時代から明治に生きた作者を調べたり、彼が創業した会社を訪ねて、話を聞いたり、他の絵を見に行ったりと、館内だけで済む仕事じゃないんだ
気に入りの小説家の一人、原田マハさんは略歴見ると、美大でのキュレーターとある。たぶん大きな美術館だとそうした館外にまで及ぶ影の仕事を専門にしているのだろう。展示物の企画、収集、調査など。それで、この本にも興味を覚えたのだが
ユーモラスな羊を描いた本草学者の幽霊とも思える人物が出てくるのは何だったのかな?
今回の仕事は公立美術館の学芸員。主人公の弾吉は20代末の下っぱ学芸員。身長が二メートル近くあり、知らないものには怖く見えるのに、先輩の女性たちにはあごでこき使われる。大学時代応援部にいて、先輩の言葉に逆らえない習慣が身に付いてるからか
そんな弾吉の周りにいる人々や、出会った少女や人たちを描いている。美術館ってこんなことしてるんだと驚くこともある。司書を目指す方のブログで、図書館の仕事や司書の方たちの大変さを知ったが、学芸員も同じだな。ただ好きでなれるわけでもないが、かといっておたくなみに好きになるものもないと、楽しく仕事はできないとわかる。
新米の館長は市立のため、市役所の土木部から来た、美術に全く目のない人だが、郊外のこじんまりした美術館を維持していくのは大変なんだと気づいた。
弾吉が知り合って、まだ淡い恋でしかない、19歳のサクラ。美術館専門の運送店に勤務してることで知り合ったのだが、趣味が美術館巡りはわかるが、なんとボクサーでもある。こんなかわいい子がなんでと驚く設定だな。そんな必要があったのかと首をかしげる。
大学応援部の先輩たちに呼び出されて、母校の大事な試合の応援に駆り出されたり、先輩の一人から自宅にある祖父の絵の鑑定を頼まれたり。その絵に魅せられて、いつか展示会をしたいという夢を抱いたり。ともすれば諦めかける彼を叱咤激励する先輩や友達
頑張ってる人を見るとやはり気分いいものだな。男勝りな口を聞き、普段は服装にも頓着しない、さらには後輩の応援姿をまねて、正確に写し取ろうとしたりする、おかしな、おたくな、先輩学芸員である女性たちも生き生きしていて、読む上では楽しくていい。まあ身近にいたら困るだろうが
魅力ある絵を見つけて、江戸時代から明治に生きた作者を調べたり、彼が創業した会社を訪ねて、話を聞いたり、他の絵を見に行ったりと、館内だけで済む仕事じゃないんだ
気に入りの小説家の一人、原田マハさんは略歴見ると、美大でのキュレーターとある。たぶん大きな美術館だとそうした館外にまで及ぶ影の仕事を専門にしているのだろう。展示物の企画、収集、調査など。それで、この本にも興味を覚えたのだが
ユーモラスな羊を描いた本草学者の幽霊とも思える人物が出てくるのは何だったのかな?