なんか感じがいい作品だ。
女子高生のかおりをめぐる人々の話
高校での友は二人。幼馴染みで、父親が金魚の養殖をしている室田剛。のっそりしていてつかみどころがないことから、ヌーと呼ばれる。写真部にいて、写真をとっている姿はすばやい
春に横浜から転校してきた服部至は無口だが美形。でも友達も作らず、いつも一人本を読んでいる。そんな至に近づいたのは剛。家業の金魚の話から知り合った。かおりの家に、舟が吊り下げてあると知り、それを見たさに剛の写真撮影に付き合って、かおりと知り合う。
そんな三人はいつか栄養士のかおりの母親詩子の弁当を一緒に食べる仲になる。至がなぜか園芸部に入り、部活動には消極的なのに、忘れられた存在だった温室の中を一人片付け、枯れかけてたハーブなどを世話するようになる。そしてそこが三人の食堂となった
至の父親はロケット設計の技師で名古屋の工場に転勤してきた。仕事人間のため、夫婦仲が緊張しっぱなしなのが嫌で、至は引きこもり状態だったらしい。ノイローゼの母を横浜に残し、父親の転勤に付いてきたらしい。とはいえ父親とも疎遠。
そんな至はかおり、剛といることに安らぎを覚えるようになる。
剛の家で金魚を見たり、三人で夏休みに長良川の源流に行ったり、剛のかおりに対する告白を聞いたり。かおりの父親が死ぬ間際に捕まえたうなぎが、剛の父親の手で大きく育っているのを見た。それを詩子やかおりの希望で、長良川の河口付近に放流することにして、三人で行った。
夏休み後半、至は両親と顔を合わせたくなくて、東京の予備校のセミナーに参加する。メールするといってたのに、かおり宛に手紙が届く。告白ともとれる言葉や将来の夢ができ始めたことを記している。
その手紙を読みながらかおりは暖かい思いが広がる気がする。父の残した童話の主人公が至に思えたり。学校が始まれば、至もまた帰ってくる。そして、いつか至もかおるもこの地を飛び出していく予感
普通の学園物語とも違う。でも仲間、未来を感じさせる暖かい話だった。
女子高生のかおりをめぐる人々の話
高校での友は二人。幼馴染みで、父親が金魚の養殖をしている室田剛。のっそりしていてつかみどころがないことから、ヌーと呼ばれる。写真部にいて、写真をとっている姿はすばやい
春に横浜から転校してきた服部至は無口だが美形。でも友達も作らず、いつも一人本を読んでいる。そんな至に近づいたのは剛。家業の金魚の話から知り合った。かおりの家に、舟が吊り下げてあると知り、それを見たさに剛の写真撮影に付き合って、かおりと知り合う。
そんな三人はいつか栄養士のかおりの母親詩子の弁当を一緒に食べる仲になる。至がなぜか園芸部に入り、部活動には消極的なのに、忘れられた存在だった温室の中を一人片付け、枯れかけてたハーブなどを世話するようになる。そしてそこが三人の食堂となった
至の父親はロケット設計の技師で名古屋の工場に転勤してきた。仕事人間のため、夫婦仲が緊張しっぱなしなのが嫌で、至は引きこもり状態だったらしい。ノイローゼの母を横浜に残し、父親の転勤に付いてきたらしい。とはいえ父親とも疎遠。
そんな至はかおり、剛といることに安らぎを覚えるようになる。
剛の家で金魚を見たり、三人で夏休みに長良川の源流に行ったり、剛のかおりに対する告白を聞いたり。かおりの父親が死ぬ間際に捕まえたうなぎが、剛の父親の手で大きく育っているのを見た。それを詩子やかおりの希望で、長良川の河口付近に放流することにして、三人で行った。
夏休み後半、至は両親と顔を合わせたくなくて、東京の予備校のセミナーに参加する。メールするといってたのに、かおり宛に手紙が届く。告白ともとれる言葉や将来の夢ができ始めたことを記している。
その手紙を読みながらかおりは暖かい思いが広がる気がする。父の残した童話の主人公が至に思えたり。学校が始まれば、至もまた帰ってくる。そして、いつか至もかおるもこの地を飛び出していく予感
普通の学園物語とも違う。でも仲間、未来を感じさせる暖かい話だった。