残り二編も今目を通してみたものの、なんかわかりにくい

三篇目では田舎から都会に向かう希望に満ちた若い女性に、森のなかにいた存在が憑依して、ともに都会に暮らす。はじめはそれが金色の獣かと思ったら、実は死んだ別の女性サクラの亡霊だという。死んだ頃に金色の獣を目撃してる。憑依したと言いながら、その女性に何かするわけでもなく、なんかわかりにくい話だ

最後のタイトル作もよくわからない。いたちのような金色の獣を獣を見つけた少年大輝がルークと名付けて飼い始める。年上の少女千絵とか、猫の墓堀人とかどう関係してるのか。千絵が前の作品に出ていたいたち行者の娘で、今の義父を殺した母親をかばうために、墓堀人に死体を埋めてもらうとか。埋めることが二番目の風天孔のようなものを表しているのか。彼が最後に掘った孔に埋められて思い煩いから解放されようとした大輝だが、墓堀人はそれは自分の孔だといって入り、猫たちが土を埋める。そのあとルークもいなくなる。するとなぜか大輝はルークの視界と重なるようになり、ルークの見たものが見えるようになる。ルークは千絵にさらわれたのだ。二人は森の中に入り、いたち行者の白骨を見つけ、そして森の樹木の隙間に消える。大輝には時おりルークの視界が彼方から送られてくる

何がなんだかよくわからない展開だな。しかし、再読する意欲もわかないし、いちおう読了したことにしておく

明日の夜はモップの精でも読もう。それで金曜に二冊返却しようかと思う。