予想外の展開だったが、なかなかよかった

ひき逃げの被害者と、目撃者が犯人を見つけようとする話だと聞いていて、確かにそれに間違いはないが

被害者も目撃者も肝心の犯人の車を詳しく覚えていない。深夜近くの雨のなかでは仕方ない。しかもタイヤ痕もないでは警察も動けない。仕方なく、仕事のあと二人は同僚を誘って付近をドライブして似たような車を探してみたものの、それではどうしようもないのだが、なぜかラストでは運よく見つかり、大乱闘の末に逮捕される

しかし、この作品ではそれは背景でしかないようだ。事故死した幽霊の亮太を見ることができ、話をできるのは最初は目撃者の草野だけ。だから死んだばかりで寂しい亮太はなにかと草野にまとわりつき、ともに行動してるうちに互いに友情のようなものが芽生える。
草野はハンバーガー店の下っぱ社員で、店のマネージャー。要領が悪いくせになんでも自分でやってしまうために、嫌われはしないが、頼りない。

大学生のバイトで上級職の南は体育会系の大柄だが、仕事もしっかりできる。そんな南にも亮太が見えることが判明。犯人探しのチームに加わることになる。そして南は昔から幽霊が見えるために色々怖い目にあったから、亮太に最初から気づいていたが黙っていたという。そして未だ成仏できずに暗くて重い幽霊がいるとつれていく。

スーパーの高層駐車場から飛び降り自殺した女学生。そしてパチンコ屋の駐車場で父親に車のなかに残されたため死んだ少年。

助けを呼ぶ少年に思わず走りより、車から助け出して、父親がわりに抱き締めてやる亮太。その瞬間、少年は光に包まれて昇天していった

それならとスーパーへ行ってみると、幽霊はいないで、帰宅していなかった女子高生で、ハンバーガー屋のバイトをして南の妹とその友達がいた。事情を聞くと、友達の方がやはり幽霊が見える体質で、南の妹を誘って、幽霊の少女の愚痴を聞いてあげたおかげで、やはり光に包まれて今昇天したところだという。

そのあと、出くわしたのがひき逃げ犯。犯人が無事捕まったのを見届けて、亮太も光に包まれて昇天する

結局彼ら幽霊が見える体質の若者とその友人たちが協力して、成仏できなかった幽霊たちを昇天させてやった顛末を描いた話なんだ

青春ドラマって雰囲気でなかなかよかった